高1を制するものは受験を制す!高校1年の適切な勉強方法と内容

高1を制するものは受験を制す!高校1年の適切な勉強方法と内容

受験勉強といえば高3になってから始めるイメージですが、本当の勝負は高1から始まっています。

かといって、入学から卒業の間までずっと勉強漬けになれと脅しているわけではありません。大切なのは量より質。たとえ時間はそれほど長くなくても、1年生の間に正しい勉強法を身につけておくことで、受験生になった時にそれが大きな力となって発揮されるのです。

高校1年の時点で必要な勉強法とはどのようなものか、順を追って解説をしていきます。

予習復習を習慣づける

高校生になると、まずは普段からの勉強の仕方を見直す必要があります。

具体的にいうと、予習と復習の習慣をつけるのです。当たり前のことのように思うかもしれませんが、中学生の段階ではこれが身についていない人が意外に多くいます。

中学では授業をしっかり聞いてテスト前に集中して勉強すれば、それなりの点数が取れるからです。ところが、高校生になると一気に授業のレベルが高くなるので、そういうわけにはいかなくなります。

ここで予習復習の習慣を身につけておかなければ授業についていけなくなり、受験に向けて大きな後れをとることになってしまうのです。

予習の方法

そこで、高校生になってからは、次の授業で学ぶ範囲に目を通し、分からない点があれば調べておくことが大切になってきます。

予習をすることで、授業の内容が理解しやすくなり、重要なポイントがどこかも把握しやすくなります。

もし、予習なしで授業に参加すれば、どこがポイントなのかもわからずに、ただ漫然と授業を聞き流すことにもなりかねません。それに、予習の段階でどうしてもわからない点があった場合は、その答えを知りたいという気持ちが働き、興味を持って授業に臨むことができます。

復習の方法

次に、復習の方法ですが、授業のあったその日に行うのが大原則です。

1日以上経過すると、人は記憶したことの大半を忘れてしまいます。したがって、その日学んだことはその日のうちに復習することが重要になってきます。

しかし、復習はこれだけでは十分でありません。その日のうちに復習した部分も再び急速に記憶から消えていくからです。

本当に効果的な復習とは、授業の当日、翌日、1週間後、2週間後、1カ月後、3カ月後と徐々に間隔を空けながら繰り返して学習することです。

それを根気よく続ければ、学んだ内容は長期記憶に移行し、めったなことでは忘れなくなります。

この勉強法を高1の早い段階で身につけて、効率のよい学習ができるようにしておきましょう。

休日や夏休みの勉強時間をとる

上記に述べた予習復習を、休日や夏休みなどまとまった休みの日に少しでも勉強時間をとって実行してみましょう。

必ずしもたくさん勉強しよう!と思う必要はありません。高1のうちは、1日1時間でも習慣を積み重ねていくことが何よりも大切です。

進学校に通う人や東大を目指している人たちは、3年間の積み重ねが何より大切だということを自覚し、日々受験に向けて準備をはじめているのです。

遅れをとらないよう、毎日の習慣から変えていきましょう。

高1は基礎固めをしっかり

基礎のない勉強は無意味

高1は基礎固めの時期です。それができていないと、その上に新しい知識を積み重ねることはできません。

仮にできたとしても、それは砂上の楼閣です。したがって、いきなり難易度の高い学習に挑戦するよりも、今まで学んできた勉強内容の中で自分がつまずいている部分はどこかを調べて、先にわからない範囲をしっかりと理解することが大切です。

例えば、中学校の範囲でよく分からない部分があれば、そこまでさかのぼってイチから学び直すのです。

数学の基礎は超重要

特に、数学は基礎からの積み重ねが他の教科以上に重要になってきます。

仮に、中学1年の数学でわからない部分があった時は、恥も外聞も捨てて中1の数学からやり直してください。

中学の数学をきちんと理解していることは、高校1年の勉強をしていくうえで最も重要です。

高校1の間に土台を着実に固めることで確かな力が培われ、それが受験勉強の時期に大きな力の差となって現れてくるのです。

間違いのない文理選択を考える

多くの高校では2年生から文系と理系のクラスに分かれます。したがって、1年生の間に進路についてしっかり考えておくことが大切です。

ただ、ここで気をつけなくてはならないのが選択の基準です。

消去法での選択は避ける

理系科目が苦手だから文系、文系科目が苦手だから理系といった具合に苦手科目を基準にして進路を決めるのは避けてください。

そうした消去法的な選択では意欲的に勉強をしようという気になれなくなってしまいます。重要なのは今学びたい学問は何かです。将来研究をしたい学問があれば、それに応じて理系か文系かを選びましょう。

将来なりたい職業・好きなものを基準に選択する

また、特に学びたい学問がない場合は将来なりたい職業を考えてください。例えば、弁護士なら文系、医師なら医学部なので理系です。

さらに、将来の希望の職業も特にないのなら、自分の好きなものは何かを考えてみましょう。

仮に、パソコンを触るのが好きな場合は、工学部の情報関係が肌に合うかもしれません。そうなると、進むべきは理系ということになります。

このように、自分の目指すものや興味を持てるものは何かといった基準で文系理系を選んだ方が、将来的にもプラスになりますし、積極的な学習にもつながるはずです。

高1は苦手科目と向き合う時期

受験を成功させるには苦手科目をいかに克服するかが大きな鍵となります。

しかし、高3になってそれを行おうと思ってもなかなか難しいものがあります。だからこそ、高1の時に苦手科目から逃げずに、しっかりと向き合うことが大切なのです。

苦手の根本原因を考える

苦手科目と向き合うといっても、苦手科目を前にして漫然と机に向かっても勉強はなかなかはかどらないものです。

まずはなぜその科目が苦手なのか、その原因を探ってみましょう。

おそらく、苦手になったきっかけがあるはずなので、やはりここでもその原因となった時期までさかのぼり、勉強をやり直すことが有効です。

高1のうちは苦手科目に接する回数を増やす

苦手科目に接する回数を増やすことも大切です。ただ、これは単に苦手科目の勉強時間を増やせばよいという話ではありません。

苦手意識を克服する前にそんなことをしても逆効果になるだけですので、苦手な科目の教科書を常に手元に置いておき、時間の合間にパラパラと目を通してみるのです。

そのようにプレッシャーのない環境で接触時間を増やしていくと、苦手科目に対する嫌悪感が薄れ、次第に親近感がわいてきます。

それを毎日続けていけば、次第に苦手科目を勉強することも苦痛ではなくなってくるはずです。

このようにして、高1の間に苦手意識を除去し、受験の時にそれが足を引っ張らない体勢を作っておきましょう。

まとめ

高3が受験勉強の時期なのに対して、高1はその準備期間だと言えます。そして、よい準備ができているか否かで受験勉強の成果も大きく変わってくるのです。

特に、基礎学習と苦手科目の克服が十分できていないと、受験勉強はどうしても苦戦することになってしまいます。逆に、高1の間にそうした課題にしっかり取り組んでいれば、受験勉強もそれほど苦労しなくてもすむはずです。

その事実を踏まえた上で、高校での最初の1年間をどのように過ごせばよいかを考えてください。