高校一年生から意識する勉強の質と時間【目安は◯時間!】


まだまだ受験までは長く、どちらかというと勉強に力が入りにくい高校一年生の時期ですが、こつこつ勉強するべき時期であることは確かです。高校生になった喜びからか、遊びや部活のみに力を注いでしまう人もいます。

一方、大学受験を意識した勉強を始めている人もいて、個人差が開きやすい時期といえます。具体的な志望校などはまだ決まっていない人が多いでしょうが、ある程度の基準として「高校一年生は何時間くらい勉強するべきか」を知っておきましょう。

ここでは、高校一年生の勉強時間について解説していきます。

平日は学年+1時間

高校一年生の場合、推進されている勉強時間は大きな目安として学年+1時間です。そのため、2時間程度がよいでしょう。

ただし高校一年生は部活などの活動に時間を取られることも多く、意外と勉強時間を確保できないことがあります。特に部活に力を入れている学校や文武両道を目指す学校では、部活に時間を取られがちです。

この時期に大切なことは、たとえ2時間の勉強時間が取れないとしても、毎日机に向かって勉強する習慣をつけておくことです。目標時間が達成できないとモチベーションが下がりそうですが、数学の問題1問でも解いてから寝るなどしましょう。

受験まではかなり時間がありますが、勉強の習慣がついている人とついていない人とでは、いざ本格的に勉強を始めようとした際、大きな差ができます。ある意味、高校一年生の間は勉強時間よりも毎日少しでも勉強したかということを重要視した方がよいかもしれません。

英単語を10個覚えるということだけでも、毎日きちんと覚えて続ければ1カ月で300個、1年で3,600個の単語を覚えることができます。完璧に覚えられるとは限りませんが、それでもコツコツ続けることは、長い目で見ると無視できない量になることが分かります。

時間の長さよりも中身

教科書のまとめノートをつくったり、教科書などにカラフルな線を引いたりするだけで勉強した気になっていませんか?

勉強は時間だけがすべてではなく、中身が重要になります。

特に勉強する時間があまり取れないのであれば、より中身を重要視する方がよいでしょう。何をすれば勉強したことにしてよいのかは明確な基準があるわけではありません。

たとえば、自分の覚えた知識や演習した問題を他人に説明できるのであれば、勉強したと言ってよいでしょう。「さっきはなにをしていたの?」と聞かれて「重要なところに線を引いていた」などという回答は、勉強した後の回答ではありません。

しっかりと内容について解説できることが理想です。

まだ基礎を固めていくことに注力した方がよい時期ですので、勉強したことが目に見えて分かりやすい英単語や数学の問題を解くことをおすすめします。これらは勉強したらすぐに力がつくものではなく、コツコツ続けることで力がつきやすい科目だからです。

細切れの時間を有効活用

生活をしていると気づかないものですが、細切れの時間や、なにもしていない時間というのは意外と多くあります。

電車やバスで通学している人は、乗っている間に音楽を聴くだけであれば勉強する時間に活用できるでしょう。学校から帰った後も「食事までの時間」や「お風呂の時間」「寝るまでの時間」にもスキマ時間は隠れているはずです。

このような細切れの時間は、1つずつの時間は短くても、足してみれば1時間を超えていることもあります。自分の生活のどこにスキマ時間が隠れているのかは、1日の生活時間を帯状や円形に書き出してみると分かりやすくなります。

何時に起きて何時に寝ているのかなど自分の生活リズムを見直すことで、「この時間はいつも何をしているのだろう」という【意外なスキマ時間】が発見しやすくなります。

そうして発見した【スキマ時間】をぜひ活用していきましょう。通学の時間に生まれる細切れの時間は、スマホで英語のリスニングの音声を聴いたり、英単語の暗記をしたりするとよいでしょう。

逆に自宅での時間は、机に向かってじっくり取り組む学習に当てるとメリハリがつくのでオススメです。

休日でライバルに差をつける!

平日は学校や部活に時間を取られている高校一年生にとって、休日はまとまった勉強時間を確保する絶好の機会です。

「私の部活は休日も練習がある」という人でも、平日よりは勉強時間を多く取れるはずです。休日に部活動がなければ、1日5時間以上勉強することも可能でしょうし、休日であっても部活動がある人ならば、「短い時間で濃密な勉強」にするための工夫が必要です。

休日に行う勉強は、普段の細切れの時間ではできないような【ちょっと重めの勉強】を中心にしましょう。例えば、英文を読むことや数学の問題を解くことは机に向かわなければやりにくいものです。

普段の授業で理解しきれなかった部分や苦手に感じている部分があれば、それを理解し直すのも休日がオススメです。

まとめ

高校一年生のうちは勉強時間を確保するよりも、勉強する習慣を身につけることが大切です。「自分に合う勉強方法はどんなものなのか」「スキマ時間を活用するにはどうすればよいのか」など、普段の生活の中でいろいろと試してみましょう。

同時に、まだ受験まで時間的な余裕がある高校一年生だからこそ、部活動に一生懸命取り組むことも大切です。

今回は部活動を例にとりましたが、部活動以外にも「勉強に加えてがんばりたいこと」がある人こそ、内容の濃い勉強ができるように、休日を上手に活用したいところです。

高校一年生に推奨されている勉強時間は、「2時間程度」だと言われています。受験が近づいてきたときに焦らないように、まずは机に向かう習慣など環境を整えることからスタートしましょう。