成功のカギは高校1年生の学習にあり!効果的に英語を身につける学習方法


数ある科目の中でも、得意・不得意が大きく分かれる英語。中学では得意科目だったのに、高校に上がった途端についていけなくなったという声もよく耳にします。

高校で学習する英語は、大学受験に向けて内容も濃くなっていきます。高校3年間で着実に大学受験に必要な力をつけるには、どんな学習方法が必要なのでしょうか。

成功のカギは、高校1年生のうちに取り組む学習方法にあります。今回は、英語の苦手意識を克服する方法と、大学受験に向けた効果的な学習についてご紹介します。

英語の勉強は高校1年生のうちにスタートしよう

新しいことを始めるときは、何事も最初が肝心だと言われます。

同様に英語も高校1年生のうちにしっかりと勉強しておくことがとても大切です。高校1年生の授業では基礎となる文法や慣用句を中心に習うからです。高校2年生、高校3年生の授業では高校1年生で習った基礎をもとに読解や応用が進められていきます。

つまり、高校1年生で習ったことをしっかりと身につけておかないと、この先の英語学習に大きな支障が出るということなのです。

2014年にベネッセ教育総合研究所が行った高校生の意識調査によると、多くの学生が高校1年生の前半ごろから英語を苦手と感じ始めたと回答しています。

高校1年生の授業では、基礎を覚えるため毎週のように単語や文法のテストを行う学校も少なくありません。授業内容も中学から高校に上がった途端にレベルアップしたように感じ、高校入学して間もないうちに英語を苦手と感じる学生が増えているでしょう。

大学受験に向けた高校英語を身につけるには、まずは高校1年生の授業にしっかりとついていくことが重要です。毎回の授業で習ったことは、その日のうちに復習しておきましょう。

毎日15分だけでも復習を続けていくと、格段に学んだ内容が頭に入っていくようになります。高校1年生の学年末に教科書の大半の内容が理解できるようになっていれば、次の学習段階に進む準備は万全と言えるでしょう。

苦手な原因は中学英語にある場合も

毎日授業の復習を行っていても英語が苦手と感じる人は、ひとつ段階を戻して中学英語の復習をすることをおすすめします。

高校で習う英語は、実はかなりの範囲で中学英語と重複しています。中学では簡単な単語や文法、慣用句などを中心に習いますが、高校では、これらの中学英語は理解できているものという前提のもと、授業が進められて行きます。

高校1年生の授業や復習だけでは理解しきれない部分があるとすれば、中学英語の範囲が十分に身についていない可能性があるのです。中学英語の効果的な復習法としては、高校受験用の英語問題をいくつか解いてみることがあります。

高校受験問題集は、中学で習う英語の大部分を網羅しています。数年分の受験問題を反復して解くことで、自分が理解できていない中学英語を見つけることができるでしょう。苦手な部分を見つけたら、中学の教科書または参考書でもう1度復習することをおすすめします。

中学英語の大半をきちんと身につけていれば、高校1年生の授業内容もより一層理解しやすくなるはずです。

高校1年生のうちから使える英単語数を増やしておこう

高校1年生のうちに、使える英単語の数もできるだけ増やしておくべきです。

大学受験までに必要とされる英単語数は、約3,000語だと言われています。高校3年生の大学受験直前になって3,000語もの膨大な単語を一気に覚えられるでしょうか。個人差はあるでしょうが、ほとんどの人にとって、これは困難なことだと思います。

単語力は大学受験における重要な要素で、単語力が低いとリスニング問題も長文読解も極めて難しいものになります。

高校1年生のうちから着実に単語力を伸ばすためには、覚え方に工夫が必要です。大量の単語暗記用フラッシュカードをひたすらにめくるだけの丸暗記では、一時的には覚えられても長期的な記憶としてはなかなか定着しません。

おすすめの単語学習法としては、まず覚えたい単語を繰り返しノートに書いていくことがあります。人間の脳は、何度も反復することでその内容を重要だと判断し、長期的に知識を記憶することができるようになります。

ここでのポイントは、1日に一気に100~200個の単語を覚えようとしないことです。数が多すぎるとただの書き写し作業になり、記憶しづらくなります。

それよりは、1日につき10〜20個ほどの単語を覚えるようにするほうが効果的と言えます。詰め込み型の覚え方よりも忘れる可能性が低くなり、反復学習することで確実に自分の語彙力として身につくことが期待できます。

日ごろから英文に慣れておくことが読解対策になる

文法力と単語力がある程度身についたら、読解対策のために英文問題にも取り組みましょう。

大学受験では長文の読解問題の得意・不得意によって結果に大きな違いが出てきます。長文の英語を見ただけで気後れしてしまわないように、高校1年生のうちから英文に慣れておきましょう。

読解問題を読み解く大きなカギとなるのが単語力と文法力、そして構文把握力です。逆に言えば、これらの基礎がしっかり身についていれば読解問題はさほど難しくありません。

覚えきれていない単語や文法が多いほど、読解が困難になり時間がかかります。そのため、読解問題に取り組むのは、ある程度の単語力と文法力を身につけてからが良いでしょう

構文把握力は、授業で習った内容と英文問題に出てくる構文を合わせて学べば実践的に身につけることができます。日ごろから英文に慣れておくことが、効果的な大学受験の読解対策にもなるのです。

まとめ

高校1年生の英語学習は、大学受験対策の基礎作りになります。基礎がしっかりしていれば、この先で応用が加わり高度になっていく内容にもついていくことができるでしょう。

一度授業の内容についていけなくなると、苦手意識が生まれさらに学習が困難になってしまいます。それを防ぐためには、日ごろから短時間でも復習することが重要です。授業で習う内容をひとつひとつ確実に身につけ、英語の苦手意識を克服して大学受験に備えましょう。