集中すればまだ間に合う!高3からの受験勉強


「高校3年生になるまで部活動に打ち込んでいた」「大学に行きたいと思ったことはなかったけど、高校3年生になって、やっぱり大学に行きたいと思うようになった」という人は多いです。

受験勉強は高校3年生から始めるのでは遅いとよく言われていますが、自分に合った勉強の工夫をすること、効率よく勉強することで、十分に受験に間に合います。だから、あきらめたり焦ったりする必要はありません。

高校3年生から受験勉強を始めるという方のために、効率よく受験勉強をするためのポイントを解説します。

夏休みがポイント

そもそも、入試本番までに身につけるべき力とは何でしょうか。

それは、「志望校の入学試験で合格ライン以上の点数をとるための学力」のことで、すべての科目で満点をとる必要はないのです。

さらに、受験科目は高校で習う全科目ではないため、必要な科目の勉強に集中すれば十分に間に合います。

しかし、合格ライン以上の点数をとれるようになるには、集中して勉強する時間が必要になります。そのために活用したいのが、夏休みです。

夏休みは、学校の授業がない分、勉強すべき科目だけの勉強をすることができます。特に、苦手科目の基礎固め、英語の長文読解の訓練など、時間をかけて勉強しておくべき内容をこなすチャンスです。夏休みにどれだけ勉強したかは、その後の成績の上がり方に大きく影響します。

とはいえ人間ですから、夏休みに入ったからといっていきなり何時間も集中して勉強することは難しいものです。むしろ、1日中遊んでよい日をあらかじめ決め、その日だけは勉強のことを忘れる方が、リフレッシュできて結果的には効率が上がります。

自分の立ち位置を把握

高3から受験勉強を始めるにあたり、手当たり次第に参考書などを買い込んで勉強するのはおすすめできません。

まずは、全国模試などで自分の実力を確かめる必要があります。全国に自分と同じ大学を受験するライバルがいるので、ライバルとの点数差や順位を見て、自分の立ち位置、つまり現状を把握するのです。

模試の結果で、判定結果が良くなかった、点数が悪すぎたからなどとといって志望校を変更する必要はありません。むしろ、これらの悪い結果を知って「これから勉強に集中しなければならない」という学習意欲を持つことが大切です。

成績が悪いことを嘆くのではなく、「次の模試では良い判定結果を取るぞ」や、「合格ラインまであと40点必要ってことは、あと40点も点数を伸ばすことができるということだ」と前向きに考えることで、やる気アップにつながります。

計画を立てて臨む

高3から受験勉強を始める場合、高2や高1から勉強を始めた人よりも全体の勉強時間が短いため、いかに効率よく勉強するかがカギになってきます。

とはいえ、自分の好きなペースで無計画に勉強をしていくと、受験までに間に合わなくなってしまいます。効率よく勉強していくためには、きちんとした計画を立てるのが一番です。

計画は、「どの科目」の「どの分野」を「いつまでに」「どのくらいの点数がとれるようになるか」まで詳細に決めます。

これらを、まずは年単位、次に月単位、週単位と細かく決めていくことが重要です。

これに加えて、復習を行うことも計画に入れましょう。復習は、学んだことを頭に定着させるために必要だからです。

集中できる場所や空間作りが重要

勉強をサクサク進めていくには、集中して勉強する必要があります。しかし、人間が集中できる時間は限られている上に、勉強する環境にも私たちの集中力は左右されてしまうのです。

自分の部屋で集中して勉強できないという人は、自分の部屋以外の場所で勉強することをおすすめします。人によって、集中できる環境は異なるので、自分が一番集中できる場所を見つけましょう。

静かな空間で長時間勉強したい人には、図書館や予備校の自習室、放課後の教室などがおすすめです。多少の雑音があった方が集中できるという人は、家のリビングやファミレス、ファストフード店、カフェなどが合っています。

家のリビングは、家族から「がんばってね」と声をかけてもらえるので、モチベーションアップに良い場所です。ファミレスやファストフード店は、友だちと集まって勉強できるのがメリットになります。カフェは、飲み物や食べ物を口にしながら勉強できるので、気分転換を兼ねることが可能です。

何時間もずっと集中して勉強するというのは、誰でもすぐできるわけではありません。集中力が切れたら、別の場所に移って勉強すると、再び集中できるようになります。例えば、最初は図書館で2時間、次はファミレスで2時間、といった工夫をするとよいでしょう。

まとめ

高3から受験勉強をスタートする場合であっても、受験に間に合わないことはありません。効率よく勉強する工夫をすることで、合格することが可能です。

効率よく勉強するためには、自分に必要な勉強だけを、計画を立てて集中して取り組む必要があります。特に、基礎固めや暗記など、じっくりと時間をかける必要がある勉強は、夏休みにこなすようにします。

計画通りに進められない、集中できないという場合には、勉強する場所を変えると良いですよ。