古文の勉強は簡単?手軽な勉強方法まとめ


古文は同じ日本語とはいえ、古代に書かれた言葉なので現代語と大きく異なります。

書かれている内容がどうしても理解できず、結局古文が嫌いになってしまったという人も多いのではないでしょうか?

しかし異なる言語である英語を勉強するときも、そこには簡単に理解するためのコツがあるように、古文にもより理解を深めることができる勉強の仕方というものがあります。

やり方次第で古文の勉強は手軽なものとなるのです。

今回は古文が苦手という人に向けて古文の簡単な勉強法についてご紹介します。書いてある内容が理解できれば、当時の人の心情を知ることができ、古文のおもしろさにきっと気が付くことができるはずです。

古文の難易度ってどれくらいなの?

現代の言葉で書かれている文章は普通の読み方をすれば簡単に理解することができるでしょう。

しかし同じ日本語ではあっても古代の言葉で書かれている古文は、現代とは文法や言葉の使い方が異なるため現代の読み方をしてしまうと理解ができません。

よく古文はフィーリングだと言う人もいます。同じ日本語なのだから感覚的に読めば理解できるというような意味です。

しかし古文は同じ日本語ではあっても、ほとんど外国語のようなものです。なぜなら日本語と外国語の違いは、まさに文法や言葉の使い方が異なるという点にあるからです。

古文には現代では使われなくなってしまった単語もたくさんあります。つまりフィーリングで古文を読むことは、何の予備知識もなく外国語を読もうとするのと何ら変わらないということなのです。

それだけに現代文と比べると古文の難易度は高いといわざるをえないでしょう。

古い言葉であるとはいえ、それを理解するためには新しく学ばなければいけないこともたくさんあります。文法や単語を1から覚えていかなければいけないので古文は簡単な学問ではないことは確かだといえます。

簡単なのに確実に身に付く古文の勉強法

それでは難易度の高い古文をマスターするためにはどうすれば良いでしょうか。

まず古文で書かれている文章の大まかな意味や話の流れを理解することが大切です。そのため、いきなり古文の文章を読むのではなく、現代語に訳された文章を最初に読むようにしてみてください。

たとえば源氏物語などは、さまざまな現代語訳が出版されています。漫画の源氏物語などもあり、現代人が読みやすいように意訳されているので物語の内容を理解するうえでとても重宝します。

古文の単語の中には現代でも使われているような言葉も中にはあります。現代語訳を呼んだうえで古文を読み下してみると、もともと知っている単語を手掛かりに大まかな意味がつかめるようになるはずです。

また現代語訳を始めに読むことで物語の世界観に簡単に触れることができるという点も見逃せません。

作品の世界観に対する理解が深まれば読み物として楽しみながら勉強ができるというメリットもあります。とりわけ古文が苦手という人におすすめの勉強法です。

品詞分解が手軽にできるようになる簡単勉強法

古文の学習において最も重要といって良いのが品詞分解の理解です。

品詞分解がわかっていないと古文をフィーリングで覚えることになり、本当に古文をマスターしたことにはなりません。

品詞分解は現代語を理解する際には必要のないプロセスなので、ついおろそかになりがちです。品詞分解をマスターできるかどうかで古文への理解度も大きく変わります。

まず品詞分解を勉強するためには品詞分解が全文についている参考書を用意してください。品詞分解は結局のところ暗記なので、参考書を見ながら声に出して音読するという勉強が一番手っ取り早いです。

参考書を用意したら本文の横に書かれている品詞分解の箇所を紙や手で隠して品詞・活用・活用形・意味を繰り返し音読してください。

たとえば「重なり(ぬ)」という助動詞なら活用の「な、に、ぬ、ぬる、ぬれ、ね」と「助動詞、完了、終止形」を音読します。このとき活用がわからなければ活用表を見て確認しながら音読してください。

このようにして同じ段落を3回は品詞分解して音読しましょう。1つの段落が終わったら、次の段落へ進んで同じように音読してください。

難しいと言われる助動詞が簡単になる勉強法

古文の勉強において非常に難しいといわれるのが助動詞の理解です。

とりわけ文法の助動詞は現代語とはまったく異なる語法が使われているだけでなく、漢字もあてられていないため理解するのが難しくなっています。

しかし覚えなければいけない助動詞は非常に大量です。いちいち暗記していると他の科目にあてる勉強時間も削られてしまい、また古文の勉強法としても非効率的です。

そこでおすすめなのが替え歌を作って覚える方法です。

「もしもし亀よ、亀さんよ世界の中でお前ほど歩みにのろいものはないどうしてそんなにのろいのか」という童謡は多くの人に知られている歌です。この歌にあてはめて助動詞を覚えていきます。

「(未然)る らる す さす しむ と来て む むず ず じ まし まほし(連用)き けり つぬ たり たし けむ らむ らし べし まじ めり と なり ラ変に付くとき連体形 なり たり ごとし も連体形 のごとし がごとし さみしい(サ未四已)り覚えてうれしい高校生」

これを何度も唱えて暗唱できるように勉強しましょう。難しい助動詞も替え歌で覚えれば簡単に暗記ができるはずです。

どうしても苦手なら現代文や漢文でフォロー!

どうしても古文が苦手で理解ができないなら現代文や漢文でフォローするという方法もあります。

試験などでは現代文と古文、それから漢文はセットで国語という扱いになります。古文が苦手で点数が取れなくても現代文と漢文で高い得点が取れれば全体として悪くない点数になるはずです。

ただ古文の配点は決して少なくありません。完全に捨て科目にしてしまうと国語全体の点数も悪くなってしまいます。

そのため苦手とはいえ、まったく勉強しないというのは避け、替え歌などの簡単な勉強だけでも良いので準備をしておいて一定の点数が取れるようにしておきましょう。

まとめ

古文という科目は確かに簡単にマスターできるものではありません。文法や助動詞、単語など暗記しなければいけないことも多いので習得するためには時間がかかる学問です。

しかし逆にいえば、しっかり文法や単語などを暗記し継続的に学習していくことができれば、古文をマスターすることも決して難しいことではありません。

古文が苦手という人は、どうしても途中で投げ出してしまいがちです。投げ出さずに勉強し続ければ理解が深まっていきます。

ここで紹介した簡単な勉強法を実践して高得点がとれるように古文の勉強に取り組んでみてください。

 

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