古文の解き方を教えて!読解力を鍛えるコツを紹介

古文の解き方を教えて!読解力を鍛えるコツを紹介

古文は日本語であるにもかかわらず、分からない単語や文法が多くてややこしいと感じている人は少なくないでしょう。そして、そのことで苦手意識をもってしまうと、やる気が起きなくなって勉強も進まなくなってしまうものです。

中には、古文は見るのも嫌という人もいるかもしれませんが、学校の成績を上げ受験を乗り切るには問題の解き方のコツをつかむことが重要なのです。

今回は、古文の効率的な学習方法や問題の解き方のコツなどについて解説をしていきます。

古文に必要な読解力って何?

古文を学ぶ上で重要なのはいかにして読解力を身につけるかです。

古文における読解力とは、原文を現代語訳に置き換える力を意味しますが、それは何も全文を一言一句正確に訳せることは必ずしもイコールではありません。

全体の意味をくみとり、どのような登場人物が登場してどんなストーリーが展開しているのかという大まかな流れが把握できればよいのです。

したがって最初は細かい部分にこだわるよりも全体として何を伝えたいのだろうかという広い視点で読み取ることが大切です。

小さな部分でつまずいて、こだわりすぎていると先に進めなくなり、ますます古文嫌いを助長させてしまうことになります。

スムーズに問題を解くための古文読解のコツ

古文を読んでいてよく文章の流れがわからなくなるのは文の主語が誰なのかわからなくなるからです。

しかし、いくつかのポイントを押さえた上で読めば主語を判別するのはそれほど難しいことではありません。

出典を確認する

まず、文章を読み始める前に出典を確認してみましょう。仮にタイトルに日記や紀行という言葉があれば、それは作者視点から書かれたものだとわかります。

すると、主語のはっきりしない文章は作者の言動を表しているのではないかと推測できます。それだけでも大きなヒントです。

さらに出典が有名作品であり、そのあらすじを知っている場合はより読解がしやすくなります。

助詞から主語を見分ける

次に、助詞から主語を見分ける方法があります。

例えば「~て」、「~で」という助詞があれば、それに続く文は前文と主語が同じです。逆に「を・に・が・ど・ば」などの助詞の場合は前文と後文では主語が異なります。

この法則を把握すれば主語の見当がつきやすくなります。

敬語で登場人物の関係性を理解する

最後のポイントは敬語です。もし尊敬語で書かれた文章があれば、その主語は身分の高い人物であることが推測できます。

一方、謙譲語を使っている場合は、その主語は相対的に身分の低い人物です。

以上のように出典、助詞、敬語の3点を理解すれば、主語が誰かで悩むケースは少なくなり読解力は大きく向上することになります。

古文の読解力を鍛えるための方法は?

古文の読解力を高めるには肩の力を抜いて読書を楽しむつもりで古文に触れてみるのもひとつの手です。

「当時の人は何を考え、どういう生活を送ってきたのだろうか」と歴史ロマンに想いをはせながら古文に接してみると、単に受験の手段としてだけ勉強しているのと比べ興味もわいてきます。

そのことが読解力の向上にもつながってくるのです。

そして、読書をしているときにわからない言葉がでてきた場合は古語辞典で調べる習慣も身につけましょう。調べることで知らず知らずの内に語彙力も高まってきます。

ただ、まったく単語も文法も知らない状態で読書をするのは困難なので、最初に基本的な学習は行っておく必要があります。

英語などとは異なり同じ日本語なので、ポイントとなる名詞や動詞を100ほど覚え助動詞の活用法をマスターすれば読書を行う基本準備は整います。

したがって、まずは参考書などを用いてそれらの学習を行った後に読書に挑戦してみてください。その際には細部にはあまりこだわらず、物語の全体像をつかむことが大切です。

読解力を上げるために効果的な勉強法

受験の時期が近づいてくると時間内に問題を解く訓練が重要になってきますが、読解力の向上を目指している基礎訓練の段階ではまだそれを行う必要はありません。

時間は気にしないで、まずはじっくりと問題集の問題を解いていきましょう。

その際、大切なのは単に問題を解くだけではなく同時に出題文の品詞分解を行いながら全文の訳を書いてみることです。そして答え合わせと全訳の添削をしてみましょう。

その上で、間違いがあればその理由を分析し誤りのあった文法・単語・古文常識などを覚えていくのです。

ずいぶん手間がかかるやり方だと思うかもしれませんが、読解力は着実に身についていきます。

この方法を繰り返して行えば漠然と勉強を行っているよりも大幅な成績アップが期待できるでしょう。

テストで時間をかけないための問題の解き方のポイント

学習を積み重ねて古文の読解力がある程度身についたならば、次はテスト対策として効率の良い解き方のコツを習得する必要があります。

あらかじめ設問に目を通す

まず、本文を先に読むのではなく、あらかじめ設問に目を通しておくことが大切です。本文を読みながら答えが導き出せるので時間の節約になります。

読まなくても解ける問題を先に解く

また、単語や文法問題など本文を読まなくても解ける設問を先に処理しておくことも大切です。

それに伴い、残りの時間で本文の内容に関連している設問に集中できますし単語や文法問題の解答が本文を読み解く上でのヒントにもなります。

状況をイメージしながら読む習慣をつける

さらに、本文を読むときには具体的な状況をイメージしながら読み進められるように、あらかじめ習慣を身につけておきましょう。

それをマスターできれば、あまりわからない単語や表現が出て来ても全体の内容をつかめるようになってきます。

出題パターンの研究

後は問題形式を研究しておくことも重要なポイントです。

問題の出題パターンを把握しておけば最短での解き方もおのずから見えてくるでしょう。

まとめ

古文を攻略するには何よりも読解力を磨くのが一番です。そうすればテストの問題を解くのもそれほど難しくはなくなります。

そのためには基本的な文法・単語・古典常識を身につけた上で主語や全体的な話の流れの把握に重点を置きながら文章を読みこんでいくことが大切です。その際、勉強だと肩肘を張らずに読書を楽しむつもりで古文に接する時間を増やしくのもよいでしょう。

このように、効率的な学習方法を習得して苦手な古文を克服していきましょう。

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