古文読解重視!おすすめの勉強法と参考書を紹介

古文読解重視!おすすめの勉強法と参考書を紹介

古文は高校の科目でも特に勉強方法が難しいもののひとつでしょう。単語を覚えるには暗記の要素もありますし現代人とはまったく違った感性で書かれた文章に共感しにくいこともあります。

そんな古文をマスターするには、「読解」に力を入れてみましょう。読解問題は古文で配点が高く設けられており高得点を狙えるチャンスです。読解を学ぶ課程で単語や文法への理解も深まるでしょう。

ここでは高校生の古文の勉強法について解説します。

古文の読解に取り組むべき意義

古文の読解力を身につけたほうがよい理由はなんでしょうか。

古文を学ぶ意義としては高校の成績向上や受験対策になるのはもちろんです。しかし「国語力を伸ばせる」点も見逃せません。

たとえば現代文であれば、内容を斜めよみしても大意を捉えられてしまうことがあります。しかし現代文とまったく違う文法や言葉で書かれた古文をよんでいると、しっかり文章と向き合わなければ解読は困難でしょう。

文法を1から学んでいく課程で文章構造を意識する練習になります。

思考力が高まるのも古文を学ぶメリットです。古文は現代文のように分かりやすく結論や感情を書いてくれるとは限りません。

わずかな情報から筆者の心情を考えなければいけないときもあります。

考えて読むという習慣は、日常生活でも役に立つでしょう。

古文のおすすめ勉強法!読解力をつけるための方法は?

古文を勉強する際には黙読よりも音読がおすすめです。音読は視覚情報と聴覚情報を同時にインプットできるので暗記に効果的といえます。

考えながら口を動かすので「なんとなく」文章をながめている余裕がなくなりアウトプットとしても有効です。古文には独特のリズム感があるので音読によって気づかされるポイントも多いでしょう。

また、古文ではいきなり全体を読解するのではなく、とりあえず1文の読解を徹底的に行うのが賢明です。1文の中に含まれている文法表現を確実に理解し知識を積み上げていきます。

1度、参考書や問題集などに登場した文章は何度もよみ解くと古文の力は向上します。

ほかの文章をよんだときに「あの文章に出てきたのと同じ文法が使われている」と気づけるきっかけになるでしょう。

注意すべき間違った勉強法は?

古文で間違った勉強法としては「文法」や「単語」を読解から切り離してしまうことが挙げられます。

定番化している活用表の丸暗記は悪い見本の代表例でしょう。確かに活用を覚えるのは重要ですが、あくまでも動詞とセットで覚えるからこそ活用は理解できます。

文脈を無視して活用だけ覚えても読解時には役立ちません。

また、単語をゴロ合わせで覚えるのもおすすめできない勉強法です。

「お菓子を食べていとおかし」などのゴロ合わせは覚えやすいように見えますが、ゴロ合わせの印象が定着してしまい、やはり長文に登場しても思い出せないケースがありえるのです。

ある程度の単語力は古文の読解で必須ですが「最重要」ではありません。

読解を中心に勉強しながら、その過程で登場してきた単語を覚えていくようにしましょう。

読解力を習得できるおすすめの参考書

古文の成績をアップするには多くの問題を解くのが一番です。

マーク式基礎問題集古文

『マーク式基礎問題集古文』は高校生のレベルに合わせて初心者向けの問題から難問まで幅広く扱っています。

1日1問など目安を作って取り組めば着実に古文力を高められるでしょう。

>>マーク式基礎問題集古文

古文上達 基礎編 読解と演習45

文法や古文の構造を詳しく覚えたいなら『古文上達 基礎編 読解と演習45』がおすすめです。

最初は短文を中心に基礎力を強化し段々と長文読解に入っていきます。解説がやさしい文章で詳しく書かれているので古文を得意科目にしたい人にはぴったりです。

>>古文上達 基礎編 読解と演習45

富井の古文読解をはじめからていねいに

『富井の古文読解をはじめからていねいに』は古文問題の「常識」を知りたい人向けの1冊です。

問題によく出てくる文法や単語をまとめてくれているので入試対策の心強いサポートになるでしょう。

>>富井の古文読解をはじめからていねいに

古文読解をするためのコツは何?

古文の読解ではまず、出典や注釈を確認します。出典が「枕草子」であれば宮廷生活をつづった随筆なので内容も予想できます。現代語による注釈も内容理解の助けになるでしょう。

古文では、主語の省略がたびたび行われるので主語を意識しながらよみ進めなければ文脈を見失いがちです。主語を問われる問題も少なくありませんので、主語を見つけたら述語の活用にも注目しましょう。

敬語が使われているときは謙譲語なのか尊敬語なのかで登場人物の関係性を察することも可能です。

そして話の時制を考えながらよむと作品の構造が分かります。

「今」の筆者が「過去」について語り最後には再び「今」に戻って感想を述べるなど奇抜な構成が多いのも古文ならではの特性だといえるでしょう。

古文の勉強のコツやテクニックを網羅!読解に役立つ勉強法まとめ

2017.11.17

まとめ

古文は単語が分からなければ読み進められないので付け焼刃のように単語を山ほど暗記したがる人も少なくありません。

しかし、いくら単語を覚えても文章の中での意味を知らなければ古文の読解はできないでしょう。実際、古文の問題では単語や文法の意味を問われるより文脈を追えているかどうかの確認が中心を占めます。

読解力を身につけるための勉強方法を意識すると、さっぱり意味が分からなかった長文も理解できるようになるでしょう。

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