あなたは何を目標に勉強する?やる気をキープする目標設定のコツ


勉強は何のために行うのでしょうか。

その「何」という目標は、人それぞれ大きさにも内容にも違いがあるでしょう。しかし、この目標の設定の仕方を間違えていると、自分の目標を達成するのは難しくなります。目標はポイントを押さえて立てていくことが重要になります。

まずは自分の目標がポイントを押さえているかどうかを確認して、最終目標を達成できるよう調整してみましょう。今回は、目標設定の基本からやる気を出すポイント、よい目標の立て方を紹介します。

要注意!ありがちな間違った目標設定とは

勉強の目標設定を行うとき、どこまでいけば達成として設定していますか? 目標は遠すぎても、困難すぎてもいけません。あまりにハードルを上げ過ぎると、途中で挫折してしまう危険性があるのです。

たとえば、高校入学時にすでに進路が決まっている人もいるでしょう。しかし、まだ試験まで2年半以上ある遠い目標を1年生の時点で決めても、そこに向かうまでのプロセスを計画しにくく、モチベーションを保つのも難しくなります。

また、成績が良くない人がいきなり偏差値を一気に10上げることや毎回テストで100点をとるなど達成が困難な目標を立てると、達成がなかなかできなく挫折しやすくなる可能性があります。

どちらも、目標をクリアすべきために行うことが間にあり過ぎて計画を立てにくいことや、たとえ計画を立てたとしても後々狂いやすくなってしまいます。もし自分が決めている目標が達成困難な場合は、再度目標を設定しなおす必要があります。

勉強の目標を立てる!立て方の基本は?

達成困難な目標設定はおすすめできませんが、達成できる目標とはどのように設定すればよいのでしょうか。まずは、具体的にイメージができる目標をかかげましょう。たとえば、今まで1日45分自宅学習をしていたとします。

今後、1日60分は必ず自宅学習をすることを目標にしたとき、自分がやりとげる姿をイメージしやすいはずです。勉強時間を15分伸ばすことはさほど難しくありません。しかし、毎日続けることで確実に成果としてあらわれてくるでしょう。

また、目標の高さは自分の実力や能力を踏まえて設定するのが重要です。あくまで自分の実力や能力で達成することができる目標を設定しなければ、達成することが困難になる可能性があります。

先の自宅学習の時間に関して言えば、1日に45分の勉強をしていた人が、急に1日3時間の勉強を続けていくのは厳しいものがあるでしょう。自分の実力を把握して、それに届く目標を達成することで目的に近づきやすくなるでしょう。

ただ目標を立てるだけじゃダメ!勉強のやる気を出すポイント

目標を立てる基本はわかっても、漠然と立てただけではモチベーションにつながりません。勉強のやる気につなげるためのポイントとして、目標の「具体化」「細分化」「数値化」が必要になります。

ひとつ目の具体化は、目的や目標を「毎日勉強をする」など漠然としたものではなく、「期末テストに向けて勉強をする」など目的を決めることです。

「偏差値で60以上を目指す」「普段の学校の授業にも集中する」など目的が明確化すると意識も変化するようになり、やる気につながっていきます。

2つ目の細分化は、大きな目標を細かく分けることです。たとえば「○○大学に受かる!」という目標を持っていたとします。しかし、長期的な目標を漠然とクリアすることは難しいので、「模試で○○大学の評価を合格圏内に入れる」など細分化していきます。

さらに、「偏差値○○以上になるよう1日90分以上勉強する」など細分化すれば、日々の目標が決まり達成しやすくなるでしょう。このように細かく目標設定することで日々の達成感を感じ取れ、モチベーションを維持しやすくなります。

3つ目の数値化は、時間やテストの点数、偏差値などを具体的に目標に組み込むことです。「1日に必ずたくさん勉強する!」よりも「1日に90分勉強する」にしたほうが、終わりが見えてやる気になるでしょう。

漠然と「たくさん」と設定しては、昨日よりできていないと感じたときにモチベーションを下げる原因になります。また、目標は毎朝決めるようにするとよいでしょう。1日の時間は決められており、やれることも限られます。

毎朝、優先順位を決めてその日の目標を決めることで、無理なく目標を達成することができるでしょう。

よい目標を立てるためのチェックポイント

目標はポイントを押さえて決めることで、効率よく勉強をすることが期待できます。重要なチェックポイントは「目標が明確か」「達成までの期限が設定されているか」「現実的か」「達成後のビジョンが見えているか」です。

ひとつ目の目標が明確かどうかは、たとえば「偏差値を上げる」ではなく「偏差値を60以上にする」などが当てはまります。この場合、数値を入れることで具体性が上がっています。

2つ目の「達成までの期限が設定しているか」は、期限が決められていなければ勉強に気が入らず、やる気につながらない可能性があります。90日後の試験までが目標とわかれば決められた日数に何を勉強すべきかが見え、小さな目標も設定しやすくなるでしょう。

3つ目の「現実的か」は、目標の達成しやすさに関わってきます。やる気を出すポイントでも触れましたが、自分の実力以上の目標をかかげていると達成が困難になり、達成できなかったときに勉強のモチベーションが下がるようになってしまいます。

現実的な目標をかかげてひとつずつ目標を達成していくことで自信がつき、やる気にもつながっていくのです。

4つ目の「達成後のビジョンが見えているか」は、最終的に目標を達成してどうしたいのかを明確にしておく必要があります。たとえば、「偏差値を60以上にして○○大学に受かる!」など大きな目標をかかげるのです。

具体化された大きな目標は夢となり、自分のモチベーションを上げる一番の材料になるでしょう。

まとめ

勉強の目標は、あくまで自分の実力で達成可能なものを選ぶことが大切です。細かく目標を達成して自分に自信をつけていけば、さらに勉強の効率を上げることが期待できます。

また、勉強は反復練習など継続することが重要で、短期的な勉強をしただけでは大きな目標を達成することは難しいといえるでしょう。まずは自分の目標を見直し、最終的なビジョンを達成できるのか検討してください。

目標設定がしっかりしていれば、最終目標達成に近づけるはずです。目標を決め、自信をつけて夢に近づいていきましょう。