決して難しくない!結果につながる勉強のやり方


高校生の学習範囲はとても広く、難しい内容も多いので、やみくもに勉強をしているだけでは成績はなかなか上がりません。勉強をしているのに手ごたえが感じられなくて、悩んでいる高校生も多いのではないでしょうか。

実はいくつかのポイントを押さえて勉強に取り組むだけで、これまでより良い結果を出やしやすくなります。決して難しくないですし、今日からでも実践が可能です。そこで今回は、結果が出る勉強のやり方についてご紹介いたします。

暗記も読解も音読が効く

暗記科目を勉強するときは、見て覚えるだけでなく声に出して読みましょう。黙読では目からしか情報が入ってきませんが、音読をすると耳からも情報が入ってくるからです。つまり、同じだけ時間を費やしても、黙読より音読のほうが脳に届く情報量が多くなります。

そのため、音読をしたほうが記憶に残りやすく勉強の効率が上がりやすいです。さらに国語や英語の読解も音読をすることで鍛えられます。普段、問題の本文を目で1回追っただけでは頭に入ってこないという人もいるでしょう。

音読だと目と耳で1回ずつ本文と接していることになるので、内容や文章の構成を理解しやすくなります。

黙読だと、意味や発音の分からない言葉を無意識に読み流してしまいがちになりますが、音読をすると、そこで引っかかりやすくなるので分からない言葉を調べる習慣もつきます。

そのようにして語彙力が上がっていくことは、読解力の向上にもつながります。

暗記したら3回復習

暗記したつもりでも、放っておくと忘れてしまうので安心してはいけません。人の脳は記憶を維持することが苦手で、翌日になると大部分を忘れてしまうと言われています。忘れることを避けるには、復習することが効果的です。

そう言われても、あまり復習に時間をかけたくないという人も多いでしょう。

その場合は、せめて3回だけ復習するように心がけてください。その3回のタイミングは10分後・寝る前・翌朝ですが、それぞれに意味があります。

ものごとを忘れる速度は、必ずしも一定ではありません。実は暗記をした直後は、忘れるスピードがとても速くなります。そのため、まず10分後に復習をして忘れることに歯止めをかけます。また、脳が記憶を整理して定着させようとするのは睡眠中です。

それを考慮して、寝る前にも復習をしてもう1度記憶を上書きしておきます。そして3回目の復習をするのは翌朝です。睡眠によって定着した記憶をより強固にするとともに、定着しなかった記憶の補充をします。

参考書や問題集は1冊を完璧に

参考書や問題集を何冊ぐらい持っているでしょうか?

1冊を一通り終わらせたら次のものを購入するので、手元に多くあるという人もいるでしょう。そのような人は、できるだけ多くの冊数をこなした方が、幅広く学習できると考えているのかもしれません。

特に成績が上がらないと参考書や問題集がよくないと考えて、新しいものを試してみたいと思いがちです。

しかし、多くの問題集をこなしたとしても、しっかりと内容が理解できていなければ意味がありません。あまり分かっていない部分があると、そこが弱点になってしまいます。

そのため、1冊の参考書や問題集を完全に理解するまで、何度も読んだり解いたりすることが大事です。最後まで終わったら分からない点がないかチェックしてください。自信を持てないうちは、新しいものに切り替えることはやめておきましょう。

何冊使ったとしても、弱点が残ったままだとテストで失点を減らせません。

スケジュールはタスク単位で

高校生は学ぶ科目や内容が多いので、スケジュールを立てて勉強している人も多いでしょう。スケジュールの立て方にも、大きなポイントがあります。それは勉強する量を時間単位で決めるのではなく、何をどれだけやるかというタスク単位で決めることです。

部活などで忙しい高校生は、「何時まで勉強するか」という時間単位でスケジュールを立てがちです。しかし勉強する量を時間単位で設定するやり方だと、ダラダラしているだけでも目標が達成できてしまうという問題があります。

勉強の内容に関係なく、時間が過ぎれば終わるので集中力が欠けやすいです。机に向かっていた疲労感は残るため、勉強した気になってしまうこともよくありません。しっかり勉強しているはずなのによい結果が出ないと感じて、やる気を失ってしまう恐れがあります。

そのような事態を避けたいなら、「何問」「何ページ」という量でスケジュールを立てるようにしましょう。これだと自発的に勉強を進めないと終わりません。早く終わらせたいという気持ちが原動力になって、効率よく勉強を進めるクセも付きます。

まとめ

今回紹介した勉強のやり方はすべて並行して実行できます。一番簡単だと思った方法だけを行ってもかまいませんが、組み合わせて試すのもおすすめです。

相乗効果によって良い結果が出やすくなると考えられます。たとえば、音読する方法と3回復習する方法を組み合わせると、どちらか一方だけを行うより効率よく覚えられるでしょう。

すぐに効果が表れない可能性もありますが、どれも負担の少ない方法なので気楽に続けてみてはいかがでしょうか。