高校の勉強は復習が肝心!定着率を高める復習方法まとめ


みなさんは日々の授業で習ったことをきちんと復習していますか?復習をおろそかにしてしまうと、せっかく覚えた勉強の内容も忘れてしまい、最終的にはほとんど頭に残ることはありません。

「わたしって記憶力が悪いのかも」「単語がなかなか覚えられない」「授業の内容が頭に入ってこない」などといった悩みがある人は、復習をしっかり行なっていないことが原因かもしれません。

勉強で重要なのは、やはり「復習」です。今回は「定着率をアップさせる復習方法」の紹介と、「そもそもどうして復習が日々の勉強に欠かせないのか」について解説をしていきます。

復習は勉強の基本!

「勉強は復習が肝心」といわれるのは、人間が覚えたものを忘れていく生き物だからです。

あらゆる記憶は取捨選択され、脳が重要なものだと判断した記憶だけが最終的に残るので、勉強している内容が苦手なものであったり、興味がないものであったりした場合は、一層内容を忘れやすくなってしまいます。

人間が忘れる生き物であることは、エビングハウスの忘却曲線の実験結果で明らかになっています。

エビングハウスが行った実験によると、被験者に記憶させた音節が20分後には「42%を忘れ、1時間後には56%」も忘れてしまうという結果が出ています。

記憶した半分以上を1時間後には忘れてしまうということは、皆さんが今日学んだ事柄は、明日の学校の授業時間にはほとんど記憶に残っていないということになります。

その一方で、脳は面白いと感じたことや興味のあることを忘れないようにしますが、これは海馬を通して長期記憶である側頭葉へ記憶が保管されるためです。

ほとんどの人は楽しみながら勉強をやっているわけではないので、勉強した事柄を側頭葉へ記憶として保管することは難しいですが、「復習」をすることで、それらの記憶は長期記憶として脳に植え付けることが可能なのです。

そのためには、「何度も繰り返して復習をする」ことが大切です。

何度も繰り返すことで、脳の海馬が「重要なもの」だと認識してくれ、勉強した内容が長期記憶としてインプットされます。

短期間でこまめに復習しよう!

「人は記憶したものを記憶した直後から忘れていってしまう」という事実を聞いた人の中には、「それなら昨日授業で習ったことをいっぺんに復習して覚えよう」と思う人がいますが、これは間違いです。

忘れてしまう前になるべく早く復習をしようという考え方は良いのですが、たくさんの事柄を一度ですべて覚えようとしても、頭に入っていきません

効率的な方法として、内容を分けて復習することです。

カリフォルニア大学の研究によれば、一度にまとめて復習を行うより、復習する内容を分けて行ったほうが理解度を高められることがわかっています。

一度に多くのことを覚えることは無理だとしても、こまめに復習する回数を増やせば記憶が定着しやすくなります。1日に1回の復習よりも、1日の中で複数回小分けにして復習をするのがポイントとなります。

暗記系は寝る前の勉強で効率アップ!

暗記系の復習は、夜寝る前に行うことで効率を上げることができます。

人間は寝ている間に記憶を整理するといわれているので、寝る前に記憶した新しい情報は忘れずに脳に定着しやすいのです。

そして、朝の時間帯は脳がもっとも冴えわたっている時間なので、朝に行う暗記系の勉強は脳に内容を送り込みやすいといわれています。

そのため、暗記系の教科を朝に勉強して、夜寝る前に復習するのが良いでしょう。

復習するときは、夜寝る前のスマホいじりはNGです。スマホから発せられるブルーライトは睡眠を妨げますし、勉強後にスマホを見てしまうと情報が塗り替えられ、復習した内容が頭から抜けていってしまいます。

復習したらすぐに寝ることが大切です。勉強しすぎも脳を活性化させてしまい睡眠の妨げになってしまうので、復習をほどほどにすることも忘れないようにしましょう。

間違えやすい場所に特化する!

高校生活が忙しくて復習する時間がない、復習に多くの時間を割けないという場合には、復習の仕方に工夫が必要になってきます。

時間が足りない人は、勉強したすべての内容を復習することはできません。

そのため、授業中に理解できなかった部分や疑問に感じた部分を事前にチェックしておいて、その部分のみを重点的に復習するやり方が効率的です。

理解できない部分にのみ絞って復習を行うことで、短い時間でも充実した内容で復習することが可能となります。

まとめ

人間は記憶した直後から、その情報が頭から抜けていってしまいます。それを留めるためには、なんといっても復習が要となります。

「勉強が進まない」「勉強をしても、次の日にはほとんど忘れてしまう」という人は、復習をして記憶の定着率を高めていきましょう。その際は早く終わらそうとして一度に行うのではなく、内容を分けて複数回行うのがポイントです。

また、暗記系の復習については「朝と寝る直前」に行うことがオススメです。自分に合った復習の仕方で効率化を図りましょう。