高校の数学は難しいもの?難しさを感じる理由と対処法

高校の数学は難しいもの?難しさを感じる理由と対処法

どんな人でも他の科目と比べて難しいと思う科目があるのではないでしょうか。高校の数学を難しいと感じて苦手意識を持っている人は少なくありません。

そのような人は「なぜ数学を難しく感じるのか考えること」が大切です。理由が明らかになれば簡単に思えるようになる工夫を行えるからです。

その結果、数学を得意科目にすることも夢ではありません。そこで今回は数学を難しく感じる理由を紹介し、対処法についても解説します。

数学が難しいと思ってしまう理由

数学を難しいと感じやすい理由として暗記の必要性が少ない科目であることが挙げられます。言い換えると数学は暗記するだけでは通用しない科目です。

暗記科目の問題を解くときは覚えたことを思い出す作業が中心になります。一方で数学の問題を解くときは常に頭を回転させなければなりません。このように、思考力を求められるので難しいと感じやすいのです。

また学習範囲が非常に広いことも関係しています。

それらを限られた時間内に教えるので授業のスピードも速いです。難易度の低い内容でも焦って理解できないことが続き数学は難しいと感じるようになるケースがあります。

さらに国語の記述問題などと違い正解と不正解が明確である問題が多いことも理由のひとつです。完璧な解答ができないと得点に結びつきにくいので難しく感じやすい傾向といえます。

どんな分野が難しい?苦手な人が多いのは?

数学のなかには特に難易度が高いと思う人が多い分野があります。

ベクトル

「ベクトル」はもっとも難しいと感じやすい分野です。

矢印で表現されるベクトルを数字のように足したり引いたりすることに、なじめない人が見受けられます。問題を解くときに数字と図形のどちらとして処理すれば良いのか判断が難しいことなども理由です。

証明

「証明」も苦手意識を抱く人が多い分野の代表といえます。計算問題のように答えを出すだけでなく合同や相似などの関係を論理的に説明できなければなりません。

解くのに時間がかかるため、テストでは最初から諦めてとばす人もいるでしょう。

確率

「確率」も多くの人がつまずきやすい分野です。

その理由として解法が複雑であることが挙げられます。問題の特徴を捉えて場合分けをするなど臨機応変に対応しなければなりません。

実際は難しくない!?面倒なだけに感じている人もいる

勉強が面倒だと感じ、それが原因で難しいと思う人もいます。たしかに数学の勉強には面倒に感じやすい要素がたくさんあります。

たとえば数学では1つの問題のなかに多くの小問があるパターンも少なくありません。そのような長い問題の場合は解き終わるのに時間がかかるので面倒に感じやすいです。

また数学は覚えたことを書くだけで解けるような問題はほとんどありません。解く過程も考える必要があることを面倒に思う人もいるでしょう。

また答え合わせをするときも面倒に感じる人が多いと考えられます。間違った問題に関して暗記科目のように覚え直すのではなく解説を読んで理解しなければならないからです。

細かい解説にうんざりして嫌になることもあるでしょう。

数学が簡単に見えるようになる考え方の工夫

数学が難しいと感じている人は簡単に見えるようにする工夫をしましょう。社会などの暗記科目は時間をかけて確実に覚えさえすれば、だれにでも高得点を狙うチャンスがあります。

実は数学でもそれに似たことがいえるのです。しっかり勉強をして基礎を確実に身につけることが大切です。そうすれば難しく感じていた問題でも基礎をもとに解き方を考えようという意欲がわいてきます。

たとえ解けなくても解説を理解しやすくなるので解き方を頭のなかにストックしていけるでしょう。次に同じ問題を解くときは正解する可能性が高まります。

また、ひとつの問題あたりにかける時間が短くなる効果も期待できます。

このように基礎固めができていれば数学は必ずしも難しい科目というわけではないのです。

どうしても苦手な場合に取り組むべき数学の勉強法

簡単に思えるようにする工夫をしても、やはり苦手なままというケースもあるでしょう。その場合は勉強の仕方を変えることで克服できる可能性があります。

たとえば問題が分からないとき、すぐに諦めて答えを見ていないでしょうか。そうであれば分からなくても考える習慣をつけましょう。

初めての問題は解けなくても構いません。最終的に諦めるにしても自分なりに考えてから答えを見ることが大切です。そうすれば正しい解き方に感心して記憶に残りやすくなります。

間違えた問題はチェックしておき、もう1度チャレンジしてみましょう。それで解けると自信がつき分からなくても粘り強く考える力がわいてきます。

また問題のパターンはある程度決まっているので、それを理解したうえで勉強することも重要です。

まとめ

難しいと思い込んでいるものに対しては脳が萎縮して力を発揮しにくくなります。数学を難しいと感じている場合も同様のことが起こるので注意しましょう。

そう感じたまま勉強をしても、すぐに諦めたり効率が悪かったりします。克服のためには勉強量を増やすことも大切ですが、やみくもに勉強しているだけでは意識に変化が起こりにくいです。

まずは難しく感じる理由を明確化し難しいという固定観念をなくすための対処を行いましょう。