どうすれば効率的に覚えられる?暗記の勉強に有効な4つのポイント

どうすれば効率的に覚えられる?暗記の勉強に有効な4つのポイント

暗記科目を制覇するためには、まず根気よく勉強する心構えが必要です。覚えてもすぐに忘れてしまっては意味がなく、長期的に覚えていられるような勉強の仕方が大切になります。

しかし、覚えたことを忘れずに記憶し続けることはそう簡単なことではなく、勉強の方法にもコツが必要です。今回は、暗記科目を攻略するために有効な勉強方法について解説します。

暗記が特に苦手…という方は、ぜひ参考にしてみてください。

反復して覚えることで記憶が長く持続する

人間というのは覚えたことをすぐに忘れてしまう生き物です。博識な人は「エビングハウスの忘却曲線」というのを聞いたことがあるかもしれませんが、これは日が経つごとに記憶したことを徐々に忘れてしまうということを表したものです。

たとえば、英単語を100個覚えたとします。しかし、その記憶の大部分は実をいうと1日も持ちません。この「エビングハウスの忘却曲線」によると、何か物事を覚えてから20分後には42%忘れてしまうといわれています。

つまり100個の英単語を覚えたら、20分後には42個もの単語を忘れてしまっているということです。このように、人間の記憶はなかなか長期間持続しないものです。だからこそ、反復して暗記するということが大切になります。

一度覚えただけではすぐに失われてしまう記憶であっても、反復的に繰り返すことで知識は長く保たれるのです。好きなことをすぐに覚えてしまうのは、それを無意識のうちに反復的に暗記しているからです。

記憶をできるだけ長く維持するためにも、暗記をする際は学んだ内容を繰り返し反復することを意識しましょう。

音読と筆記で暗記の効率をアップさせよう!

暗記を効率的に行うためには、歴史の年表や英単語などをただ見るだけではなく、音読や筆記をしながら覚えるようにしましょう。

そもそも暗記というのは、五感から入った情報を脳に定着させるという作業です。このとき、より深く印象に残った記憶ほど脳に定着しやすくなります。

覚えたいことを声に出して読むことは、視覚だけでなく聴覚も使うことになり、より深い印象を脳に与えやすい勉強方法なのです。

加えて、声に出して話すということは脳を刺激することにもつながります。そうすることで、脳がより活性化し、記憶が定着しやすくなるという効果も期待できるでしょう。

また、音読するだけでなく、手を使って紙に筆記をすることも暗記のためには有効です。筆記によって暗記をするとき大切なのは、脳を活性化しながら知識を覚えるということです。

特に手は第二の脳とも呼ばれ、神経が脳に直結しているとされているため、手を動かしながら記憶することは非常に効率的な暗記方法と考えられます。

音読も筆記も、ただ見て覚えるよりも、脳をより刺激しながら記憶することができるやり方なのです。

覚えるタイミングが重要!寝る直前と起きた直後に暗記しよう

効率的に物事を覚えるためには、勉強するタイミングも大切です。

特に暗記科目は、夜寝る前に勉強するのがベストなタイミングだといわれています。というのも、寝る直前に覚えた情報は一番新しい情報として寝ている間に脳に定着しやすいからです。

また、寝る前というのは脳も睡眠の準備をしていますが、複雑な勉強をするとかえって脳が活性化して、気持ちよく睡眠に入れなくなってしまうことも考えられます。その一方で暗記は単純な作業なので、寝る前にする勉強としてはちょうど良いという側面もあります。

さらに、朝起きた直後に覚えたことを復習することも大切な習慣です。このようにすることで、前日に覚えたことがきちんと記憶に定着しているか確認することができ、覚えられていない部分を反復的に復習することもできます。

知識をしっかりと記憶するためには、繰り返し覚えることが大切です。夜と朝の2回にわたって暗記を繰り返すことで、より深く覚えた内容を脳に定着させることができるでしょう。

「ながら勉強」でメリハリを!身体を動かしながら暗記してみよう

記憶のためには脳を活性化させることが大切だと書きました。

音読や筆記もまさにそのための取り組みと言えますが、身体を動かしながら暗記することも同じ原理で有効な勉強方法のひとつです。暗記は何も机にかじりつかなければできない勉強ではありません。

たとえば、スクワットしながら、歩きながらでも暗記をすることは可能です。このように身体を動かしながら暗記をすることは、脳を効率的に活性化させ、頭を記憶しやすい状態に促すことができます。

スクワットをしながら、かつ音読して覚えたいことを繰り返し覚えるなど、合わせ技を用いて勉強してみてもいいでしょう。覚え方にもバリエーションをつけて勉強すると、ともすれば退屈になりがちな暗記の勉強にもメリハリが生まれます。

退屈すると脳の働きも鈍くなってしまいますから、ときどき「ながら勉強」で何かをしながら暗記すると、より効率的に覚えたいことを記憶することができるはずです。

まとめ

どれだけ頭の良い人でも、覚えたことはすぐに忘れてしまうものです。

それだけに、まず暗記は反復が大切だということを覚えておいてください。頭の良い人というのは、勉強ができるというより、勉強法の工夫が上手だという側面があります。

勉強というのは確かに退屈なものかもしれませんが、勉強ができる人は勉強を楽しくするためのコツを知っています。単調で退屈な暗記も、そのコツを覚えればきっと楽しく勉強ができるはずです。

ここで解説した方法を実践して、ぜひ暗記科目を楽しく制覇してください。