高校生がすべき中間テスト対策と準備はこれ!中学との違いをチェック


中学生までは「追い込み」「一夜漬け」で定期テストを乗り越えられた人も、高校生になったとたんに成績が落ち込むことはあります。なぜなら、高校のテストは中学よりもはるかに範囲が広いうえ、問題も複雑になっているからです。

適当にヤマをはったり、教科書を丸暗記したりするだけでは高得点は望めないでしょう。しっかりとテスト範囲の内容を理解してテストに挑む姿勢が必要です。ここでは、高校のテスト勉強の方法について解説します。

スピード対策は予習で

高校の勉強と中学校の勉強で、もっとも大きく変わるのは「予習」の重要度でしょう。中学時代、予習に重きを置いていた生徒はそれほど多くありません。中学校の授業内容なら復習と最低限の課題さえこなせていれば、十分に理解できます。要領のいい生徒であれば、授業の間集中を保つだけでも、テストで高得点を狙えることもあります。

しかし、高校では予習なしに成績を上げるのは困難です。まず、高校の授業はとにかくスピードが早くなります。中学ではじっくりと時間をかけてくれた解説も、高校では「各自で読んでおいて」と言われて終わるケースすら珍しくありません。

要領でテスト勉強を切り抜けてきた人ほど、高校の授業スピードには戸惑いを覚えるでしょう。

対策としては予習あるのみです。少なくとも授業の前日には教科書を読み込み、できれば自分で問題も解いてみましょう。授業が勉強の復習になるくらいが、理想的な勉強のペースです。復習よりも予習に重きを置いてテストに備えましょう。

こまめに教材を整理

中学校時代は短時間のテスト対策でも高得点を取るのは可能でした。そのため、「テスト勉強以外でほとんど勉強机に向かっていない」という人も少なくないでしょう。

往々にして自宅学習の習慣がない人たちが陥るのが「整理が下手」という悪癖です。一度出した教材は出しっぱなしで元の場所に戻さないのが日常化し、机の上が荒れてしまいがちになるのです。

高校に入ると、整理が下手な人は勉強で困ることもあるでしょう。高校では5教科と呼ばれる国語、数学、理科、社会、英語の全てに複数の教材が付属してきます。そのため、整理の習慣を身につけておかなければ、たくさんの教材を管理しにくくなります。

その結果、いざテスト勉強を始めようとしても、教材を探すだけでかなりの時間をロスしてしまいます。教材を探す作業によって、勉強を始める前に疲れてしまう人もいるでしょう。モチベーションを高く保って勉強するために、こまめな机の整理は必須なのです。

「わからない」をそのままにしない!

中学のテスト勉強を振り返ってみると、「わからない」状態でも意外に良い点数が取れた経験が珍しくないでしょう。中学の中間テストや期末テストの大半は、教科書の内容やノートの内容がそのまま登場します。

つまり、意味が完全に理解できていなくても教科書やノートを丸暗記しておけば、テストを解くことは十分に可能なのです。

中学校の成功体験を胸に、高校もやり過ごせると考えている人は多いでしょう。しかし、高校のテストでは「わからない」まま点数を稼げるような問題があまり出てきません

高校のテストでは、教科書の内容を十分に理解できているかどうかが試されています。そのため、応用問題や記述問題の割合が多くなり、丸暗記が通用しなくなっていくのです。「わからない」部分を放置していると苦手分野を生み出す原因になります。

「わからない」を克服する方法はすぐに質問することです。授業中や授業の直後、教師をつかまえて疑問点をつぶすように工夫しましょう。わからないことは時間が経つほどますます質問しづらくなります。そうなる前に、質問する習慣を身につけるのがおすすめです。

中学範囲の苦手はゼロに

高校は授業のスピードや勉強量が増えていく傾向がありますが、だからといって、中学から何もかもが変わってしまうわけではありません。むしろ、中学校の延長線上にある教科が大半だといえるでしょう。

たとえば、英語の授業に登場する文法などは、多くが中学時代にも習った経験がある内容です。しかし、高校ではより専門的な言葉を使って深く学んでいきます。そのため、中学時の内容で理解がおろそかになっていたら、あっという間についていけなくなってしまうでしょう。

中学校で分からなかったことを、高校の授業で理解できる可能性はあまりありません。1年生の中間テストを終えたあたりから、高校の授業はますますスピードを速めていき、理解できない生徒をふるいにかけていきます。

中学校までの内容理解が不十分だと自覚しているなら、早い段階で復習するように努めましょう。中学時代のテキストや問題集を持ち出し、高校の授業との関連性が強い箇所から優先的に勉強しなおすのが効果的です。

まとめ

高校のテスト対策では、本来の意味での「勉強」が試されています。テストのためだけに努力していれば点数を稼げた中学時代から、大きく考えを改める必要があるでしょう。毎日、どれだけ机に向かえるかが成績を左右するポイントになります。

コツコツと努力を続けられる生徒ほど、まっすぐ成績は伸びていくでしょう。そして、勉強を習慣化するためには、身の回りの整理などの生活も見直すことが大切です。高校では気を引き締めなおしてテスト対策に挑みましょう。