高校の授業の予習ってどうやればいいの?教科別予習方法を徹底解説


「勉強において予習は重要だ」という意見はよく耳にします。

しかし、「なぜ予習を行うのか」、そして「予習はどのような効果があるのか」まで理解できている人はきっと少ないのではないでしょうか。

ここでは、予習を行うことで得られるメリットや、効果的な予習の方法について、「英語」「数学」「現代文」の3つの科目にスポットを当てて、順番に説明していきます。

予習をするとどんな効果が?

高校の授業は覚える範囲が広いうえに授業スピードが速く、「ついていくので精一杯」だと感じている人も多いかもしれません。

そんな高校の授業をスムーズに理解するためには、「予習」が重要になります。

予習を行うことで、授業で習う情報を先取りするだけではなく、さまざまなメリットを得ることができるのです。

例えば、代表的な例として挙げられるのが、「疑問点を洗い出せる」という点です。

授業で初めて学ぶ事柄に対して、「自分は何が理解できていて、何がわかっていないのか」を把握することは難しいのです。

しかし、予習の段階であらかじめ疑問点を見つけておくことで、実際の授業を「理解できていない部分の復習時間」として充てることができます。

また、予習で理解できなかった部分が授業に出てくると、「疑問を解決したい!」という欲求がわき上がり、自然に授業に集中しやすくなります

授業に対して前向きな気持ちで取り組めるので、眠気対策としても有効でしょう。

このように、予習は授業へのやる気を喚起するだけではなく、これから学習する内容への理解を深めやすくなる「効率的な勉強法」なのです。

英語の予習は音読が重要!

言語が異なる英語の勉強はなじみが薄い分、苦手意識を持つ人も多いでしょう。

英語の予習を効率的に行うには、「音読」がオススメです。

予習のときにただ教科書を眺めたり、ノートに文法事項を書き写したりする人は多いかもしれません。このとき、実際に声に出しながら教科書を読むことで、速読力やリスニング力を鍛えることができます。

また、予習中にわからない英単語が出てきたときは、その場で意味を調べておくことも効果的です。

授業中に知らない英単語が出てきて、焦って辞書を引いた経験を持つ人も多いのではないでしょうか。

事前に英単語の意味を調べておくことで、授業中の理解がスムーズになります。同時にテキストの和訳もしておくと、なお良いでしょう。

数学の予習は復習を兼ねるのがコツ!

数学の予習を行うときは、「復習」も同時にしておくことが重要になります。

「なぜ復習をする必要があるの?」と、疑問を持つ人もいるかもしれません。

数学は、英語や現代文など他の教科に比べて、以前習った知識を「応用して」学習を進める傾向にあります。

そのため、新しい知識を学ぶ前に、前回の授業で習った問題をしっかり解けるようにしておくことが重要なのです。以前授業で出た問題を繰り返し解いておくことで、次の学習事項へスムーズにステップアップできます。

それから、「まだ習っていない問題を自分の知識を駆使して解いてみる」ということも、良い予習になります。

数学は答えに行き着くまでのアプローチ方法が無数に存在しています。答えを導き出すために模索する習慣をつけることで、考える力を伸ばすことができます。

そして、予習方法としてもうひとつ欠かせないのが、「新しい公式をきちんとチェックしておく」ということです。

授業で習う前の段階で、教科書にざっと目を通しておきましょう。

これからどんな公式を習うのか、またどのような使い方をするのかを頭に入れておくだけで、授業で習った際、理解がぐっとしやすくなります。

現代文の予習は「わからない」を見つける!

中学時代に比べて高校の現代文は、文章の構成が複雑であったり、使われている語句が難しいものであったりと、苦労している人が多いかもしれません。

現代文の授業を受ける前に、予習の段階で「わからない」と感じる箇所を本文から見つけ出しておくことが重要です。

現代文のテストでは、その「わからない」と思う部分に対して説明を求める問題が多く出題されるからです。

この「理解しにくい部分」を見つけ出す能力を養うことで、テストで高得点を狙いやすくなるでしょう。

「わからない部分」を見つけるには、まずざっくりと文章全体を読んで「要約してみる」という方法がおすすめです。

まずは物語全体の流れを掴み、「話の区切り」だと思われるカタマリごとに、内容を要約してみましょう。

このとき、うまく要約できた部分は理解度が深く、うまく要約できなかった部分は理解が足りていないということになります。

この理解が足りない部分をしっかり覚えておき、授業では集中的にその箇所の解説を聞くことで、「わからない」を「わかる」に変えていきましょう。

まとめ

予習を行うときは、まず教科書の内容で「わかる」ことと「わからない」ことを区分しておくことが重要です。

事前に「わからない」部分を把握しておき、授業で復習をすることで「わかる」に変えていくことができるでしょう。

そうして理解できた内容は、自宅で再び復習を行いことで脳に深くインプットすることができます。

こうすることで、理想的な「予習」と「復習」の学習ステップをつくることができます。

この予習と復習の流れは、いずれ受験生になった時の学力の土台を作ることにもなります。今から日頃の習慣として身につけておくことがオススメです。

授業を有意義な時間にするためにも、予習方法をマスターして学習効率の向上を目指しましょう。