集中力を高める効果も?コーヒーと勉強の関係


勉強に必要なのは集中力です。集中して勉強をすると短時間でもたくさんのことを理解し覚えることができるので効率的ですが、なかなか集中できないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

集中力を高めるにはコーヒーが有効であるという説があります。ここでは、コーヒーがどのように勉強に有効なのか、どんな飲み方がおすすめなのかをお伝えします。コーヒーの力を借りて集中して勉強し、効率よくよい結果を残せるように工夫してみましょう。

コーヒーは集中力を高めてくれる飲み物!

コーヒーは好きだけれど、勉強に効果があるって本当だろうかと疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。コーヒーに含まれるカフェインを摂取すると、脳の中枢神経が刺激され集中力が高まるという実験結果があります。

たとえば、アメリカのタフツ大学ではカフェインを摂取した人と摂取していない人に対して、誤字脱字を見つけてもらうという実験を行いました。するとカフェインを摂取した人のほうが集中して作業に取り組めたため、よい成績が出たという実験結果があります。

また、京都大学大学院薬学研究科の実験では、カフェイン入りのコーヒーとカフェインレスのコーヒーを飲んだ学生に、山の標高を覚えてもらうという実験をしたところ、カフェイン入りのコーヒーを飲んだ学生のほうが5%も正解率が高かったという結果があります。

これらの結果から、カフェインを摂取することで集中力が上がり、記憶が定着しやすくなるということがわかります。

飲み過ぎには要注意!カフェインの摂り過ぎは逆効果

カフェインは集中力をアップさせてくれるからといって、あまりガブガブと大量に飲むのは逆効果です。カフェインを大量に摂取すると、カフェインの副作用により、逆に集中力が落ちてしまう場合があるのです。

カフェインをとりすぎると、頭痛や心拍数の増加、不安を感じる、眠れなくなる、嘔吐や下痢をするという症状が起こることがあります。頭痛や心理的な不安が出てきてしまうと逆に集中力が削がれてしまいます。

また、飲みすぎることにより疲れが出て集中力が落ちてしまい、成績の低下につながるという意見もあるのです。カフェインはよい面もありますが、飲みすぎには注意しなくてはいけません。

飲み過ぎにならない適切な量は、個人の体格によります。欧州食品安全機関の資料では、体重40キロ程度の人なら缶コーヒー1缶でも多いと言われていますので、1日カップ1杯程度を目安にコーヒーの力を借りるとよいでしょう(参考文献はこちら)。

集中力を高める!勉強によいコーヒーの飲み方

勉強をするときに、より集中力を高めるアイテムとしてコーヒーを使うとするなら、どのような飲み方がよいのでしょうか。おすすめの飲み方はブラックです。

砂糖が入るとカフェインの作用が落ちるという面があります。頭をすっきりさせるためにカフェインを摂っているのに、血液の流れが悪くなって酸素がうまく行き渡らなくなり、疲れやすくなります。

カフェインと砂糖が結びつくと血行が悪くなり、集中力がアップするどころか疲れやすくなってしまうのです。これでは、勉強の効率を上げるどころか逆効果です。ブラックが苦手だという人は、スティックシュガー1本程度の量で味を調えましょう。

くれぐれも、苦いのは苦手だからといって、たくさんの砂糖を入れないように注意してください。

高校生の勉強のお供に!おすすめのコーヒーは何?

コーヒーは缶やインスタント、ドリップなどさまざまな方法で飲むことができます。高校生が勉強のお供に飲むなら、ドリップコーヒーがおすすめです。なぜなら、ドリップコーヒーはインスタントに比べ、カフェインがたくさん含まれているからです。

最も手軽なのは缶コーヒーですが、缶コーヒーにはとてもたくさんの砂糖が含まれています。糖分の過剰摂取になってしまうため、微糖と書いてあっても缶コーヒーは避けたほうが無難です。

フィルターとドリッパーを使い、自分でドリップしたコーヒーを飲みましょう。フィルターもドリッパーも100円ショップで購入することができます。ドリップ用に、すでに挽いて粉になっているコーヒー豆がスーパーで売られています。

また、1杯分ずつ個包装され、フィルターやドリッパーがなくても簡単にドリップできる専用のコーヒーも売られています。カフェインレスのコーヒーも販売されていますので、間違ってカフェインレスコーヒーを買わないように注意してください。

ドリップしたてのコーヒーは香りも格別です。勉強の気分転換にドリップコーヒーを淹れ、カフェインの力を借りて集中して勉強に取り組みましょう。

まとめ

コーヒーに含まれるカフェインには、集中力を上げて記憶力を高める効果がありますが、あまりたくさん飲みすぎてしまうと中毒になり、カフェインを摂取するのを中断した時に離脱症状が出る恐れがあります。

中毒にならないように、ほどほどを心がけてブラックコーヒーを、できればドリップで飲むのがおすすめです。適切な量は1日1杯程度だと覚えておきましょう。

今回紹介したコーヒーに含まれるカフェインの力を借りながら、勉強の効率アップを図ってください。