復習で記憶を定着させる!勉強の効果を上げる復習方法まとめ


日々の勉強において学習効果を高める方法はいろいろありますが、その中心的役割を果たすのが復習です。学校から帰って来てその日学んだ事柄を反復学習するかしないかでは、得られる成果は大きく変わってきます。

しかし、同じ復習をするにしても、理にかなった方法で行わなければ思ったような効果は得られないでしょう。そこで、勉強の仕方に悩んでいる人のために、復習をする際に気をつけるべき点と効率のよい仕方について解説していきます。

そもそも復習の勉強って必要?やるべき理由って?

復習などしなくても、学校で授業を聴いていればその内容は十分理解できるという人がいます。しかし、それは表層的な理解にすぎません。家に帰ってから授業内容をじっくり学習し直すと、自分の理解が及んでいなかった箇所が見つかるはずです。

そうして、表層的な理解をより深く掘り下げていくのも復習の大きな目的です。しかし、それ以上に大切なのは、短期記憶から長期記憶への移行です。そもそも人間の頭脳は、一度に大量の事柄を覚えられるようにはできていません。

一時的に短期記憶に保存された事柄はそこで選別にかけられ、強く印象に残った出来事以外は忘れられていきます。たとえ授業中に学んだことをすべて覚えたとしても、何もしなければ翌日にはその大半を忘れてしまうのです。

逆に、学校から帰ってすぐに復習をすると、その内容は強く印象付けられ、長期記憶として定着します。いちいち復習をするのは面倒だと思う人もいるかもしれませんが、復習をせずに授業の内容を完全に忘れてしまっては、また一から勉強をし直さなければなりません。

それを考えると、毎日復習をしたほうが効率的で遙かに時間の節約になるのです。復習をしないのは、最初から勉強をしないのと同義であることを覚えておいてください。

復習ってどうやれば良いの?基本的なやり方のポイント

復習というのはただ行えば良いというものではなく、そのタイミングが大切です。

極端な話、授業が終わってすぐに復習しても大きな効果は期待できません。まだ頭の中で記憶の整理が進んでいないからです。理想を言えば、授業を受けてから1時間後くらいに、一度復習をしておくのが効果的です。

ただ、他の授業が終わっていない中でがっつり復習をするというのは困難です。この場合、余裕があれば休み時間に授業の内容を頭の中で軽く反芻する程度にとどめ、本格的な復習は家に帰ってから行うのがいいでしょう。

そして、その日勉強したことはその日復習するというのが最大のポイントです。授業から数日経過した後にはじめて復習をしても、内容の大半はすでに忘れているので、それでは復習の意味がありません。

完全に忘れる前に行うことで、復習は初めて大きな効果を発揮します。ただし、その日の内に行えば、それで復習は終わりというわけでもないのです。確かに復習することで記憶は強化されますが、一度だけでは十分ではありません。

復習した内容も再び忘却していくため、再度の復習が必要になってきます。タイミングとしては、復習した翌日が効果的です。それ以降も定期的に復習を繰り返し、完全に記憶に定着したことを確認して、はじめてその範囲の学習は終了となります。

具体的な復習方法って?勉強の仕方

勉強の仕方は人それぞれであり、復習も自分に合った方法で行うのが一番です。ただ、押さえておくべき基本というものはあります。そのポイントを外すと学習効率が大きく低下することになりかねません。

それは、学習範囲のどの部分に重点を置いて復習をするかです。授業で学んだ内容には、よく理解できた箇所とあまり理解できなかった箇所があります。これをすべて均等に学習するのは極めて非効率です。

授業中すぐに理解できた内容やテストで正解した問題は軽く確認する程度にとどめ、それ以外のところを集中的に学習するのが効率的な復習方法だと言えるでしょう。

また、授業を聴いていてよく理解できない所があれば、そこに印をつけておくことが大切です。家に帰ってからその部分を重点的に学習すると、効率のよい復習を行うことができるでしょう。

復習後はどうすればいい?さらに勉強が必要?

復習は一度だけではなく、再復習が大切です。そうすることでより記憶が強化され、忘却する確率が低くなるからです。しかし、同じ範囲を毎日再復習していたのでは学習量が際限なく増えていき、最後には消化しきれなくなってしまいます。

実際は一度復習すると記憶はかなり強化されるので、次の再復習までは期間を空けても大丈夫です。一般的には授業で学んだ内容はその日のうちに復習し、その後は翌日、1週間後、1カ月後、3カ月後、6カ月後といったペースで繰り返すのが効果的だと言われています。

そして、最初に学習をした半年後にはちょっとやそっとでは忘れることのない強固な記憶となっているでしょう。

まとめ

復習は学習の要です。復習をする方法やタイミングを工夫して効率のよい勉強の仕方を確立することが、ダイレクトに成績となって反映されていきます。いくら理解力の高い人でも復習なしで忘却の力に勝つことはできません。

学習内容は反復学習によって、はじめて知識として定着するのです。一度学習した範囲を何度も繰り返して勉強するのは単調でつまらないと思うかもしれませんが、積み重ねた分だけ着実な力となっていくのは確かです。

そのことを自覚して、復習に重点を置いた学習方法を構築していきましょう。