やり方を変えれば成績もあがる?自分に合った勉強方法を探そう


高校の勉強は中学までとは違い、範囲も広くなって追いつけないと悩む人もいるでしょう。もしテスト前から準備を進めて努力しているのに、試験範囲を覚えきれなかったと感じているなら、そのやり方に問題があるのかもしれません。

まずは勉強方法を見直して、何が悪かったのか、今後どうすれば満足のいく成績がとれるのかを考え、自分に合った勉強方法を探してみましょう。今回は効率のよい勉強方法についてご紹介していきます。

効率のよい勉強はノートのまとめに時間を使わない!?

授業中、黒板に書かれたものを一字一句逃さずノートに記入したり、家に帰ってからも、書き込んだノートをさらにまとめる作業を行っている人もいるでしょう。1日の復習として、これは大事なことですが、実は決して効率のよい勉強方法とはいえないものです。

「ノートをとる」という作業は文字を書くことが主体であり、そこに時間をつかってしまうと、記憶できる内容が非常に小さくなってしまいます。英語の”note”は動詞としては「書きとめる」という意味になります。

授業中はノートをとることに集中しすぎず、ノートはあくまでも分かりにくい所を書きとめるツールだと認識しておきましょう。授業で一番大切なことは先生の話を積極的に聞いて記憶することです。

黒板を書き写すことも、自宅でノートをまとめることも決して間違ったことではありません。しかし限られた時間を有効に使うには、授業でしか聞けない話を吸収し、自宅に帰って教科書と照らし合わせて記憶を定着させる方が、学習できる範囲も多くなるでしょう。

復習と反復が肝心!スピード重視で覚えよう!

暗記をするとき、勉強方法はどのように行っていますか。たとえば英単語を覚える場合、1日平均20語、1週間で140語を覚えるとしましょう。

初日から20語ずつ覚えていき、1週間後に140語をマスターする方法をとった場合、初日に覚えた20語は日にちが経つにつれて忘れていってしまいます。

もしこれを、初日に140語すべてを覚え、2日目以降は140語の復習にしたら、20語だけ覚えるよりも多くの時間がかかるため非効率のように感じるでしょう。

しかしここでポイントなのは、一度に覚えてしまった方が毎日単語が反復されるので、記憶にも定着しやすいということです。1日に数少ない量を覚えるよりも、一気に覚えて反復した方が吸収は速く、より多くの単語を覚えられる可能性が高まります。

反復をする大切さは進学校の授業と受験対策を例にとるとわかります。実際、有名大学の合格者が多い高校の学生は、高校3年間の勉強を高校2年生までに終わらせ、3年生のときは自分の進学に向けた科目にしぼって復習を行っています。

まずはスピーディに覚える範囲をすべて終わらせ、反復や復習の時間を作ることが重要だといえるでしょう。

黙読よりも音読をしてみよう!

暗記にはスピードが大切ですが、ただ黙々と暗記をしているだけでは効率のよいやり方とはいえません。

より速く頭にインプットをするために有効なのが「音読」です。

情報や経験は脳への刺激が強ければ強いほど記憶に残りやすくなります。黙読のみで暗記をする場合、刺激は視覚という一つだけですが、音読をしながら暗記をすると、視覚、聴覚、さらに口を動かすといった3つの刺激が加わり、記憶が定着しやすくなるのです。

音読にはもうひとつ大きなメリットがあります。まだ完全に理解できていない内容を暗記するときは頭が回転せず眠くなりがちですが、音読は刺激の量が多いため、眠くなりにくくする作用もあるといわれています。

食事と睡眠が勉強を効率的にする!?

勉強をするだけが、成績アップ対策ではありません。普段の生活の中でもやらなければならないことがあります。

それはバランスのとれた食事を取る、睡眠の質を上げるといった健康管理です。例えば食事では、たんぱく質やビタミン豊富なおかずはもちろんですが、主食はパンよりもご飯の方が噛む回数が増え、脳が活性化するといわれています。

また、腹持ちもよいので空腹によって集中力が妨げられる心配もありません。そして睡眠は、眠る時間が短いと、せっかく覚えた知識が記憶として定着しなくなる可能性があったり、睡眠不足によって頭の回転や能率が落ちることもあります。

睡眠はただ寝ればよいというものではなく、寝る時間帯も重要です。

徹夜はせず早めに就寝し、体力も回復した早朝に勉強した方が効率がよいでしょう。夜は眠気に襲われ集中力を保つのが難しいですが、朝は睡眠をとった後なので頭がすっきりし、脳が快調な働きをしてくれます。

まとめ

勉強は、効率のよい方法を見つけ、コツコツと努力をすること大切です。ただ焦って無理をしても、効率が悪い方法だと効果が出ません。もし努力しても成績が上がらないと思ったら、一度勉強方法を見直して改善できる点を探ってみましょう。

良かれと思って続けていたことが裏目にでていた、ということも考えられます。また、食事や睡眠といった健康面もおろそかにしてはいけません。頑張ることと無理をすることは、必ずしも同じではないことを忘れないようにしましょう。

まずは自分に合った方法で勉強効率を上げ、成績アップへとつなげていきましょう。