東大生はこう使う!面白いほど結果が出る青チャートの勉強法と使い方

東大生はこう使う!面白いほど結果が出る青チャートの勉強法と使い方

青チャートの良い点は何か。それはベーシックかつ良質な問題を網羅的に扱っており、さらにはそれらの問題が難易度別に分けられているほか、実際の入試問題盛り込まれていることで基礎から実践への橋渡し的役割を見事に果たしていることだ。

ただその難点として、問題数が膨大であり、かつ、あまりにもシステマティックに纏まっているので、人によっては味気ない・とっつきづらい・無機質な印象を受けるのである。

時間が豊富にあるならより実践向けの他の参考書もおすすめだが、時間がなく、数学の基礎力をすぐに養成、もしくは確認したいという場合には私は青チャートこそが至高であると私は思う。

今回はそんな青チャートの効果的な活用方法について述べていきたいと思う。

青チャートの特徴は?レベル分けされた構成

まずは青チャートの問題がどのように構成されているのかを見ていき、その後レベルごとに必要最低限こなしておくと良い問題を説明していく。

青チャートの問題は、

  1. 基本事項を習得させる例題
  2. 例題の反復となる練習問題
  3. 各単元末にその単元のまとめとして用意されたEXERCISES問題
  4. 入試問題を中心とし、実践への橋渡しとなる巻末の総合演習問題

の4つによって成り立っている。

さらに最初に述べた例題は難易度ごとに5段階にレベル分けされており

  • レベル1~2は基本例題
  • レベル3~5重要例題・演習例題

となっている。

例題・練習問題は基礎力の養成、もしくは確認にはもってこいである。

EXERCISES問題、総合演習問題は基礎力の完全な定着と実践力の養成にもってこいである。

現状として自分に必要なのは基礎的な問題を解くことなのか、それとも実践的な問題を解くことなのか、自分と向き合って見極めてほしい。

そうすることで「問題多すぎて無理!」だった青チャートに対する絶望感も和らぐのではないか。

数学がさっぱり…という人は例題のみで基礎固め

数研出版のチャート式シリーズにはいわゆる

  • 白チャート
  • 黄チャート
  • 青チャート
  • 赤チャート

の4色のチャートがあり、難易度もそのまま

白<黄<青<赤

となっている。

もし青チャートがさっぱりわからなければ黄チャートへとランクを下げるのも手だが、青チャートは教科書の延長にあり、教科書をしっかりと読めば青チャートの内容について来れないことはない。

ここでは青チャートを用いて「数学がさっぱりわからない!」な人向けの青チャート攻略法を述べていく。

この場合、例題・練習問題を解いて基礎力を養成していくことになるが、それ全てを解くとなるとあまりにも数が多く、途中で挫折するリスクが高くなってしまう上に、内容が重複する問題が複数出てきて非効率的である。

そのため、まず、例題のうちでもレベル1~3の基本問題のみをやり、練習問題は飛ばす。何故なら重要問題・演習問題は難しく、練習問題は内容が例題とほぼ同じであるからである。

解くときは答えを見ずに解き、解けなかったらその問題にチェックをつけて答えをじっくり読む。時間があれば実際に自分の手で答案を再現して解答の過程を追体験する。

一周解き終わったら解けなかった問題のみをもう一度やる。これを繰り返してわからない問題がなくなるまでやる。

一見単純で愚直なやり方に見えるが、結局はこれが最も効率的であると私は考えている。

基本問題を理解し終えたら、次は同じようなやり方で重要問題に取り組んでみよう。

数学が心配な人は重要問題・エクササイズ問題を解こう

基本問題は9割型自力で解くことができ、重要問題も解くのは苦戦するが答えを見ればなんとか理解できるが、その次の問題集に進む自信がない・もしくは進む前に一通り確認しておきたいという層に向けて青チャートの使い方を述べる。

そのようなときは重要問題を確認し、EXERCISES問題を解き、そして余力があれば総合演習問題を解くと良い。

重要問題の確認については、かつて自分が解けなかった問題や自分の苦手分野の問題に絞って解く、もしくは時間がかかるため実際に解くことはせずに問題文を読んで回答の指針を頭の中に立て、解答を見て確認するというようなやり方がある。

ある程度確認が済んだらEXERCISES問題を解いて抜けている重要事項はないかなど確認しよう。

次に総合演習問題だが、これは難易度が高くなるため、数学で高得点を狙っている者などは奮ってチャレンジしよう。

基本はできるが応用ができない人は重要問題を固めよう

すでに応用型の問題集に進んでいるなら青チャートのEXERCISES問題や総合演習問題に戻る必要はない。ただ、青チャートの重要問題を確認して穴を埋めていこう。

筆者のように基礎的な問題を解いた量が少なかったことにより、模試で応用問題が出た時に自信がない・簡単な処理も数をこなしていないせいで不慣れ、という事態に陥ってしまった時にも重要問題の確認は絶大な威力を発揮する。

筆者は時間がなかったために、青チャートの重要問題の問題文を読み→頭の中で回答の骨子を作り上げ→解答を確認して自分の頭の中の回答との違いを調べる→回答を修正するという作業を繰り返し、解答の流れを頭に叩き込んでいた。

重要問題の確認の際には、苦手な問題に絞って取り組むのも有効である。

基礎が余裕な人は辞書として活用しよう

基礎が余裕の人は、青チャートから次の問題集へと進もう。今後青チャートは基礎的な処理の仕方を忘れた際に参照して辞書のように使うと良い。

私自身は文系なので文系向けのものしか紹介できないが、青チャート後の問題集としては「文系数学の良問プラチカ」などが有名である。

最後に

レベル別に青チャートの使い方を紹介してきたが、青チャートは非常に優秀な参考書のうちの一つであり、有効に使うことができれば非常に強い味方となってくれるはずである。

その膨大な量に怯えず、自分に合った問題を解いていけば、必ずしも全部の問題を解かずとも成績はちゃんと上がっていく。青チャートで数学の実力を上げていこう。