青チャートや赤チャートの違いは?チャート式の難易度を東大生が解説

青チャートや赤チャートの違いは?チャート式の難易度を東大生が解説

受験生なら一度は耳にしたことがあるはずの参考書、チャート式シリーズについて、みなさんはどれだけのことを知っていますか?

ここでは、数研出版から出ているチャート式参考書のうち、白・黄・青・赤チャートと言われる4種類の参考書、特に筆者が受験生時代にたいへんお世話になった青チャートを中心に、難易度別に紹介していきます。

センター試験対策用の緑チャートや、他にも紫チャート、黒チャート、スカイチャートと呼ばれる参考書もありますが、それらはここでは扱わないので気になる人は別途調べてみてください。それでは見ていきましょう。

チャート式って何種類あるの?

まず、チャート式シリーズにはレベル別に4つの種類があります。

4種類の大まかな難易度ですが、白<黄色<青<赤の順に難易度が上昇していきます。

数研出版の公式HPは各参考書の難易度を表にしてわかりやすく表していますのでここで紹介します。

学習の基本
学習の標準
入試の中級
入試の上級

「学習の基本」「学習の標準」「入試の中級」「入試の上級」の4つの範囲のうち、

白チャートは「学習の基本」「学習の標準」までをバッチリ押さえていますが「入試の中級」、「入試の上級」まではあまり扱っていません。

黄チャートは「学習の基本」はそこそこ程度にして「学習の標準」と「入試の中級」に力を入れています。

青チャートも同じように「学習の基本」よりも「学習の標準」や「入試の中級」に力を入れていますが、黄チャートと青チャートの異なる点は、黄チャートは「入試の上級」についてはほぼ扱っていないのに対し、青チャートは「入試の上級」についても多少扱っている点です。

つまりは黄チャートよりも青チャートの方が少し上級向けということです。

赤チャートは黄チャート、青チャートよりも「入試の上級」となる範囲を扱っているようです。

長々と書きましたが、数研出版のHPを元に筆者の感触から難易度を表してみるに、要は、難易度は

白<黄≦青<赤

となっているようです。

よくわからなかった人は数研出版の公式HPを覗いて見てください。

白チャートの難易度は?

それでは次に4種類のチャート式参考書を一つずつ紹介していこうと思います。

まずは白チャートです。これは数学が苦手でしょうがないという人にオススメです。教科書レベルを扱っているのでまさに基礎の基礎といった感じです。解説をじっくり読んで理解しましょう。

わからないからといって問題を飛ばしていくと更にわけがわからなくなってしまうので(ソースは筆者の経験です)根気強く問題と向き合いましょう。

白チャートが理解できたら基礎固めはバッチリですので次の参考書に進みましょう。

この時点でも制限時間を気にせずゆっくり解けばセンター試験で6,7割の得点を確保することも可能かと思います。

黄チャートの難易度は?

当然ですが黄チャートは白チャートよりもレベルが一つ上です。

そのためこれは一般的な私立・公立大学、もしくは一部の国立大学レベルの大学を志望する受験生にオススメです。

黄チャートをある程度まで完璧にできれば、センター型問題の訓練次第でセンター試験で7,8割の得点を確保することが可能かと思います。

青チャートの難易度は?

青チャートと黄チャートでは難易度はそれほど変わらないのですが、やはり青チャートの方が上です。

青チャートは、文系では一般的な国立大から旧帝大を含む難関国立大学志望の受験生、理系では一般的な国立大学の受験生にオススメです。

青チャートをほぼ完璧にこなしている場合、センター型問題の訓練次第でセンター試験で8,9割の得点が望めます。

筆者は受験生時代、志望大学の模試を受けて基礎力に不安があるな、と思ったので高3の夏が終わりに差し掛かっているような時期に青チャートを見直したところ、うまく次の段階の参考書に進めたので最難関大学志望の受験生も基礎の確認にうまく活用すると良いです。

東大志望の受験生へおすすめの青チャートの使い方

「青チャート 東大」というワードでの検索が多いので東大志望の受験生に対し余談ですが、筆者は

  1. 青チャート
  2. 東大模試の過去問集
  3. 二次試験の過去問

というように進めていきましたのでよければ参考にしてください。

模試の過去問集には模試受験者の実際の平均点が載っているのですが、これを解き進めていくときには

  • 平均点の高い問題からやること
  • 本番でいくつ完答したいかを意識すること
  • 苦手な分野を重点的にやるなど、分野を意識すること

の3つを心がけると良いです。

赤チャートのレベルは?

当然ですが赤チャートは黄チャート・青チャートよりも難しいです。

オススメできるのは文系の最難関大学志望、理系の難関・最難関大学志望の受験生です。

この赤チャートはセンター試験のレベルは超えており、センター試験ではなく二次試験に向けての対策をするための参考書です。

赤チャートをこなせればセンター試験で9割は堅いと思われます

筆者には、赤チャートをやろうと思うような受験生は既にセンター試験で9,10割の得点をラクにとれているような気がしてなりませんが…。

最後に

個人的に、チャート式参考書は、難易度ごとに一冊でベーシックかつ重要な問題を網羅的に扱っている良質な参考書だと思っています。自分の目標に合わせてうまくチャート式を活用しましょう!