夏休みから始める受験勉強【文系数学編】


皆さんこんにちは。

今日は、夏休みから始める受験勉強【文系数学編】ということで、「今まで数学は放置してきたけれど、夏休みを機に真剣に取り組んでみたい!」「苦手を克服したい!」という人向けの勉強法をお伝えしたいと思います。

数学は文系にとって一番ネックになりやすい科目ですが、逆に得意科目にできれば周りと大きく差をつけることができます。ぜひこの記事を読んで、数学への一歩を踏み出してください!

大学のレベル

さて、今回は受験勉強に特化したやり方について書いていきますが、まずは受験勉強の目的地になる大学のレベルの話をしたいと思います。

読者の皆さんには、地元の私立文系大学や国公立大学を目指す人から、いわゆる難関大学を目指す人まで、いろいろな方がいらっしゃると思います。受験勉強をするにあたって、志望校のレベルを知ることはとても重要です。

極論、合格最低点の人も、最高得点の人も合格したことには変わりがないので、まずは合格最低点がどのぐらいなのか、自分はあとどのくらいでそこに届くのかを確認しましょう。

この作業に役立つのが、その大学の過去問を集めた赤本です。赤本の最初の数ページには、その大学の合格者の得点や、問題の傾向などについてのデータが記載されています。

ここから、どの程度の学力があれば合格できるのかを割り出しましょう。またどんな大学を受けるにしても、過去問に慣れておくことは必要なので、いずれにしても赤本の購入は受験勉強に必須です。

数学の受験勉強のやり方

ここからは、夏休みの数学の受験勉強のやり方について書いていきます。

難関大学を含めた多くの大学の数学の試験問題は、 ➀完全な基礎問題 ②基礎の組み合わせで解く問題 ③完全な応用問題 の三つに分類されます(難関大では➀が無くなり、非難関大では③が無くなることはあります)。

入試において重要となってくるのは、➀を確実に正解し、②を何問正解できるかということです。③は特に文系であれば、ほとんどの人が解けない問題にあたるので、差はあまりつかないと言っていいでしょう。

ではいかに➀、②を解くための勉強をするかですが、これは皆さんの学年によっても変わってきます。

まず高1、高2の方ですが、皆さんはじっくりと基礎を固める時間があるので、チャートを一問一問つぶしていきましょう。根気のいる作業ですが、一番力がつく方法です。

次に高3の方。時間がないように見えますが、夏休みはセンター試験まで6か月、二次試験までは7か月ほどあります。基礎固めの最後のチャンスです。

現状、どの程度数学ができるかにもよりますが、チャートは少し重すぎるので、チャートよりも量が少ない基礎問題集を一冊選び取り組むようにしましょう。ポイントは、解けた問題に印をつけて解けなかった問題だけもう一度取り組むことです。

これで効率化が図れます。また、頻出の二次関数、三角関数、微分積分、確率など分野を絞って勉強するのも方策です。

何時間やれば

受験勉強において皆さんが疑問に思われることのひとつに、どのくらい時間をかければいいのかということがあります。もちろん目指す大学と自分の実力との差にもよりますが、私は1日8時間が限度ではないかと思います。

人間の集中力や記憶力には限界があります。特に暗記科目は、10時間やったからといって5時間やった分の倍覚えられるというものではないのです。

数学に関しても、集中した状態でないとやる意味がないので、1日2~4時間が目安かなと思います。ただし、この時間は数学だけに集中する時間にしましょう。

計画表は必要?スケジュールの立て方

勉強時間と並んで疑問になりやすいのがスケジュールの立て方、計画表の作り方です。よく学校で細かい勉強スケジュールを立てさせられたりしますが、私は細かいスケジュールを立てることには、ほとんど意味がないと思います。

実際、勉強しているうちに意外と分かっていない分野や、逆に思ったよりできる分野が出てきて、スケジュール通りにできることなどありません。

そこでオススメするのが、毎朝その日何を勉強するか決めること。そして月単位でどんなことを身につけるか、ざっくり見通しを立てることです。週単位の細かいスケジュールを守るのは極めて困難ですが、1日のスケジュールなら守ることができます。

具体的には、今日は数学のこの範囲を2時間、国語の演習を1時間、寝る前に社会の暗記を1時間半やるといった具合です。

月単位のざっくりとした見通しというのは、例えば数学の基礎は10月までに固めて、11月からは二次試験の演習をやって12月にはセンター試験の演習をやるといった具合です。

ポイントは計画を細かくしすぎず、試験日程を考えて大まかに計画することです。この二つを実践することで、受験までの勉強の見通しが立ち、日々の勉強に達成感をもたらすことができます。

模試をペースメーカーに

最後は模試についてのお話です。

模試は、志望校と自分の距離を測るのに最も有効なツールです。多くの学校では事前に学校が指定している模試を受けることになると思います。進研模試や駿台模試、全統模試などの大手の模試は信用性が高いと言えます。

では、具体的にどう使うのかという話ですが、まずは勉強のペースメーカーとしての使い方です。

模試は事前に日程が発表されているので、模試を短期的な目標地点にして、この模試までにこの分野を終わらせる、この模試で何割とれるように勉強するといった勉強ができます。

また、模試の結果についてくる学年順位や偏差値、判定なども参考になりますし、親切な模試では足りてない分野の指摘もしてくれます。問題から結果まですべてを余すところなく使うようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。後半は数学の話から少しそれて受験勉強の一般論のような話になってしまいましたが、もちろん数学にも適用できる内容なので安心してくださいね!

それでは、貴重な夏休みを無駄にしないよう、精一杯勉強してください!


ABOUTこの記事をかいた人

会長(東大入試研究会)

東京大学文科三類一年。Twitterの沼にはまった元数弱受験生。塾に通わせないという方針の家だったので自前の勉強法で何とか現役合格を果たしました。大食漢で野球オタク。生徒会長でした。