東大生直伝!授業の予習復習の小論~非効率な勉強から抜け出す極意

東大生直伝!授業の予習復習の小論~非効率な勉強から抜け出す極意

受験勉強において重要な要素の一つである授業。しかし、授業を「受けっぱなし」にして、きちんと消化できていない、ということはないだろうか?

勉強は元来自分でするものだから、授業だけでは全く意味がない。ゆえに予習復習が授業の効果を最大限にする鍵となる。

今回は、予習、授業、復習にわけて、その効率的なやり方を筆者の実体験も踏まえて述べたいと思う。

予習復習と授業の割合と流れ

学校や塾の授業と一言に言っても色々な形態があるので一概には言えないが、とりあえず先生が片方向に話を進めていく一般的な授業を想定してみよう。

予習復習と授業のベストな割合とは?

個人差はあるかもしれないが、筆者の持論としては、予習、授業、復習を同じ割合くらいでこなすべきだと考える。

もちろん時間は無限にあるわけではないので実際には予習復習に割ける時間は少なくなるが、そのくらいの気持ちでいた方がよい。というのも、予習、授業、復習と3回同じ内容を繰り返せば、まず忘れることはなくなるからだ。

予習復習と授業の流れ

まず予習で授業のアウトラインをつかみ、授業で内容を確認し、最後に復習で内容を詰めるという流れだ。

このような目的意識を頭の中でしっかり認識しながらこれらのプロセスを進めていく癖をつけてほしい。

効率的な予習のやり方

予習って何をやればいいの?と素朴に疑問に思っている人も多いはずだ。

授業でどうせ内容の解説は受けるわけだから、どの程度やればいいのか分からない、というのも無理はない。実際筆者もそういう口だったので、あまり予習はしていなかった。

しかし、授業をいきなり受けてその内容を全部覚えることなど至難の業である。予習とは、いわば授業の「あらすじ」を頭にインプットすることだと考える。

そのためには、次の二つを実践してほしい。

課題をこなす

まず、提示された課題をこなすのは当然である。課題をやっている際に生まれた疑問が、授業での解説で解消されるというのが理想的だ。

教材に目を通す

そして、授業の教材なりに目を通しておく。気持ちとしては内容を全部覚えてしまうくらいの気持ちでよい。覚えるに越したことはないし、何よりそのくらいで無いと頭に入らないからだ。

この2つを軸にすれば、時間を可能な限り少なくして、授業のアウトラインをつかめるようになるはずだ。

効率的な授業の受け方

予習の後はいよいよ授業だ。予習復習と違って授業の時間は有限なので、先生が言っている内容をひたすらメモ書きするだけでよい。

よっぽど仕事が早い人ならともかく、普通の人ならそれで精一杯のはずだ。よく授業中にノートをきれいに取ろうとしている人がいるが、はっきり言って時間の無駄である。

それに気を取られるあまり内容が疎かになってしまっては元も子もない。授業中のノートはメモ書き程度でよい。自分が分かりさえすればよいのだから、板書を忠実に再現する必要もない。

とはいえ後で見返した時にわからなくなってしまうと困るので、復習をできるだけ早くやることも大切だ。

詳しくは次に述べるが、そうしたメモ書きをまとめ直して覚えやすくするのが復習だ。

効率的な復習のやり方

復習は授業を受けたその日のうちにやろう。

忘却曲線という言葉を聞いたことはあるだろうか。人間は、1日経つと内容の約75%を忘れてしまうのだ。

▶︎参考:高校の勉強は復習が肝心!定着率を高める復習方法まとめ

そのため、とにかく早めに復習をして忘却にブレーキをかけることが大切なのである。

復習とは、授業の記憶をたどって授業の内容を再現することだ。先に書いたような授業のメモ書きも、ここでまとめ直すことになる。

復習において重要なのは、このまとめ作業と、それだけでなくアウトプット作業である。ここでいうアウトプット作業とは、例えば問題演習とかであるが、おすすめなのは「自分で授業をしてみる」ことだ。

自分がさも誰かに教えているかのように、内容を口に出すのである。言葉に出すから理解が段違いに深まる。

短時間で高い効果を得るには、このインプット作業とアウトプット作業の2つを集中的にこなしさえすればよい。

最後に

ここまで筆者の私見を交えつつ、予習復習のやり方を紹介してきた。しかし、これはあくまで一例に過ぎない。当然ながら筆者の示したやり方が全く合わない人もいるだろう。

先にも書いたが、勉強は自分でするものだ。いろいろな情報を集めて分析し、自分なりの勉強法を確立してほしい。そして、この拙文がその一助になれば幸いだ。

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ABOUTこの記事をかいた人

えぬ。(東大入試研究会)

東京大学文科一類1年。高校の成績はかなり酷かったが、「ゆうてワンチャンいけるっしょ」の精神のもと東大受験に果敢に挑み、なんとか乗り切った。現在は法学徒となるべく勉強への熱意を再燃させようと試みている。