少ない時間で結果にコミット!東大生流夏休みの時間活用のコツ

少ない時間で結果にコミット!東大生流夏休みの時間活用のコツ

学生にとって、夏休みはイベントが盛りだくさんな楽しい季節である。イベント…?そう、受験勉強だって立派なイベントなはずだ。

というわけで今回は、受験勉強も含めて貴重な夏休みをエンジョイする方法を伝授したい。

出来るだけ少ない時間で受験勉強を乗り切るにはどうすればよいか、見ていきたいと思う。

勉強計画を立てよう

夏休みはいったい何日あるだろうか。学校によって差はあるだろうが、おおよそ40日くらいだろう。ちなみに筆者の母校は何と60日もあった。

個人的には、40日もあるわけだから、ほかの予定が入っている日には、(少なくとも高2までは)特に勉強の予定を無理に入れる必要はないと考える。

他の予定で忙しい時に勉強しても、あまり集中が長続きしないからだ。高2までのうちは、合間時間に勉強するくらいの気分でよい。この計画の立て方が、効率的な時間の使い方の鍵となる。

目標に基づいた具体的な勉強内容を決める

次に、自分は夏休みにどれくらいのレベルに到達したいかを考えてみよう。そして、それに基づいた具体的な勉強内容を決めよう。

例えば、夏休みのうちにセンター数学で8割取れるようになりたいという目標だとすれば、青チャート2周、といった具合だ。

ここで重要なのは、無理のない計画にすることだ。最悪なのは、無理な計画を立てた挙句、夏休み中に終わらず、もやもやした気分だけ残してしまったり、あるいは勉強に費やしすぎて他のイベントを楽しめなくなることだ。

自分のポテンシャルというのは案外高くないから、筆者としては、自分の理想の8割以下くらいに自分の目標を定めるのをおすすめしたい。

夏休みの予定表を作ってみる

それが決まったら、コピー用紙なりルーズリーフなりを用意して、夏休みの予定表を作ってみよう。

1日ごとに計画を立てるか、1週間ごとに計画を立てるかは、本人の好みで構わないが、面倒事を後回しにしてしまうタイプの人は、1日毎に立てることを強く勧める。

時間の使い方 ~高1高2編~

別の記事(>>高2の夏から差をつけろ!この夏から始める科目別受験対策)でも述べたが、高1高2の夏休みは、本当に余った時間でついでにやる感じで構わない。むしろ本腰を入れすぎると、いわゆる燃え尽き症候群になって、かえって消化不良に陥ってしまう。

では、余った時間とは一体どのように見つければいいのか。余った時間とは、言い換えれば何もない時間、無駄な時間のことである。折角の夏休みな訳だから、いつも有意義なことをした方がよい。

それは別に勉強に限らず、遊びなり部活なりも当然含まれるが、家で何もせずにゴロゴロしているのは、何も役に立たず無駄でしかないのはお分かりだろう。余った時間とはまさしくそういう時間を指す。

高2までは多くても1日5時間程度を目安に、英語・数学をひたすらやることを想定するとよい。一日ずっと英語だけとか数学だけとかだと飽きるので、2教科以上をやることをお勧めしたい

時間の使い方 ~高3編~

高1・高2については余った時間だけでよいと述べたが、高3となると話は別だ。大学生になればどうせいくらでも遊べる訳だから、高3の1年間くらいは多少ほかのことを犠牲にしてでも勉強に時間を費やさなければならない。

高3において重要なのは、時間がある分いかにダラダラやらずにテキパキ進められるかである。高3生が陥りがちなのは、なまじ時間だけは沢山あるだけに、あまり意味のない勉強をゆっくりゆっくりやって、結果あまり意味をなせていないことだ。

これも計画が重要であって、例えば1日10時間勉強できるとすれば、10時間分に見合った量を予め決め、その分をきっちりやることが大切であると考える。やはりこれも無理に詰め込みすぎてはいけない。

そして休息も大事だ。休むときはしっかり休もう。実体験から言えることだが、食事と風呂を除いても1時間は休息時間を設けると心にゆとりが生まれる。

細かい時間を有効活用しよう

時間は有限であるから、少しの時間でも有効活用したいもの。そのため、細かい時間をいかに有効に使うかが鍵となる。

細かい時間というのは、例えば通学時・休み時間など、机に向かってちゃんと勉強は出来ないけれど、そこそこまとまった時間のことだ。

こういう時間は、基礎的な知識を再確認するのに持ってこいだ。たとえば単語帳だとか、文法書だとかである。世界史・日本史の教科書を読むのもよい。

字を書けない分、インプットに限定されてしまうが、逆に言えば普通の勉強時間をアウトプットに特化して、この時間をインプットに集中すればとても効率的に時間を使える。

食事中であれば、イヤホンをつけてリスニングをするのもよい。手が塞がってしまっているから問題は解けないかもしれないが、聴いているだけでも充分に効果はある。

また、このような時間中の勉強内容については、特に1日毎の量を決める必要はないだろう。単語帳や教科書など読むだけだからやりすぎて消化不良に陥ることは考えづらいし、また電車の遅れなどで時間が突然長くなったり短くなったりすることも多いからである。

単語帳や教科書は、多く読むに越したことはないのて、とにかく進められる分だけ進めよう。

通学に往復1時間、休み時間を30分とすれば、1日に1時間半しかない。しかしこれを40日繰り返せば計60時間にも及ぶ。そう考えれば、この「スキマ時間」を活用しない手はあるのだろうか。

最後に

受験において問われているのは、勉強内容そのものだけではない。受験生のマネジメント能力も問われていると言えるのだ。それが如実に現れるのが、上に述べたような時間の有効活用である。

筆者も時間の使い方は上手くないのであまり強くは言えないが、受験生のみなさんにおいては、「無駄な時間を潰す」という意識をいつも持っていてほしいと願う。


ABOUTこの記事をかいた人

えぬ。(東大入試研究会)

東京大学文科一類1年。高校の成績はかなり酷かったが、「ゆうてワンチャンいけるっしょ」の精神のもと東大受験に果敢に挑み、なんとか乗り切った。現在は法学徒となるべく勉強への熱意を再燃させようと試みている。