勉強が嫌いなのはなぜ?苦手意識ができる理由と克服方法


もっと学校の成績を上げたいと悩んでいる人は少なくありませんが、勉強が嫌いだとなかなかやる気は出ないものです。また、勉強が嫌いな理由は人それぞれですが、多くの人に共通しているのは勉強に対する苦手意識ではないでしょうか。

逆に言えば、それさえ克服できれば勉強が好きになり、成績が一気に上がる可能性もあるわけです。そこで今回は、勉強を苦手と感じるようになる原因と、それを克服するための方法について解説していきます。

なぜ苦手意識ができてしまうの?勉強が苦手になる理由

なんのために勉強をしなければならないのかという疑問は、多くの人が抱いたことがあるのではないでしょうか。

研究者になりたい、学校の先生になりたいといった具体的な目標があれば勉強をするモチベーションは湧いてくるでしょう。しかし、特に具体的な目標がない人は勉強する意味が見いだせず、勉強そのものに苦手意識を感じるようになる場合があります。

また、勉強が嫌いという人の中には、そもそも勉強をまともにやったことがない人もいます。ただイメージだけで、勉強に対する苦手意識を持っているというわけです。

そうした人によくあるのが、勉強を強制されたパターンです。親は子供に対して「勉強しなさい」とよく言います。

ところが、人間は何かを強制されるとやる気が出なくなるもので、親や先生に勉強を無理やりやらされているように感じると、すっかり勉強嫌いになってしまうことは珍しくありません。

他に誘惑の多い環境に置かれている人も、勉強が嫌いになりがちです。たとえば、自分の個室がなく、勉強している隣では常にテレビを見ていたり、テレビゲームをやっていたりといったケースです。

そのような環境では勉強に興味を失い、楽しそうな他のものに意識が向くのは無理のない話です。さらに、最初はやる気があったにも関わらず、次第に苦手意識を持つようになるパターンもあります。

ひとつは自分の学習達成度を考えずに、いきなり難易度の高い内容に手を出してしまうケースです。その結果、全く内容が理解できずに勉強に対して苦手意識を持つことになります。

もうひとつは、自分のキャパを超え、一度に多くのことをしようとしたために失敗するケースです。

たとえば、今まで1日1時間程度の学習時間だったのに、一念奮起して毎日5時間勉強しようとしても大抵は長続きしないでしょう。逆に、勉強がすっかり嫌になり、今まで以上に勉強をしなくなってしまう可能性大です。

このように、勉強が苦手になる理由にはさまざまなものがあります。まずは、自分がどのような理由で勉強を嫌いになったのか考えてみると解決の糸口が見えてくるかもしれません。

苦手を克服!勉強嫌いを変える方法は?

自分の過去を振り返り、勉強に苦手意識を持った原因が特定できたならば、それぞれに応じた方法で克服を目指しましょう。たとえば、数学や英語といった特定の科目が苦手なために勉強全体が嫌いになったという場合は、とりあえず得意な科目だけでも勉強を行うようにするのです。

勉強の楽しさを思い出せば、苦手科目克服のきっかけにもなります。また、今の授業についていけないのなら、理解できるところまでさかのぼって勉強する必要があります。わからないところをいくら勉強しても、苦手意識が拡大していくだけです。

まずはできるところから手をつけて、徐々に学習範囲を広げていきましょう。その際には、「できたことリスト」を作成することをおすすめします。自分がどこまで勉強したかをメモしていくのです。

それは勉強するごとにたまり続けていくため、ある種の達成感を味わうことができます。そして、リストにもっと書きたいと思うようになり、モチベーションの向上にもつながるでしょう。

さらに、問題集を1冊やり終える、小テストで何点以上取るといった目標を立て、達成した時には好きな服やゲームを買うといった具合に、自分に対してご褒美をあげるというのもモチベーションアップには有効な手段です。

ただし、勉強から褒美までのスパンが長すぎると、その間緊張感が持続しない可能性があります。その場合は、宿題が終わったら好きなDVD を見るなど、短期的スパンのご褒美を合わせて用意するとさらなる効果が期待できます。

他には、自分の好きなものと勉強を関連づけてみるのもひとつの手です。洋楽好きなら英語の歌詞を訳し、ファッション関係が好きなら服飾の歴史を調べてそれを日本史や世界史の勉強につなげてみるのです。

そして、趣味と教科書の内容とがうまく結び付けられれば、勉強に対しても俄然興味がわいてくるでしょう。ただ、どうしても勉強が好きになれないという人は1日30分、それが無理なら1日10分でもいいので、その間だけは一生懸命勉強をしてみてください。

長時間の勉強は苦痛でも、短時間ならそれほど負担には感じないものです。そして、10分ではもの足りないと思うようになれば徐々に時間を延ばしていくことで、自然に勉強する習慣が身につく場合があります。

あるいは、誰かと一緒に勉強するというのもいいでしょう。ひとりでは誘惑に負けてだらけてしまっても、誰かが一緒だと緊張感を持って勉強できる可能性があります。わからないところがあれば質問できるというのも大きなメリットです。

ただ、一緒にいる相手によってはおしゃべりに終始してしまったなどということにもなりかねません。一緒に勉強する相手は慎重に選ぶ必要があります。

苦手な人と得意な人!両者の違いは一体?

一般的に、勉強が苦手な人は同時に勉強嫌いである場合が多いものです。しかし、中には一生懸命勉強しているのに成績が伴わないケースもあります。その場合は、勉強のやり方を見直してみる必要があります。

勉強が苦手な人は、学習時間は長くても計画性には欠けているケースがほとんどです。なんとなく机に座っているだけなので、ダラダラと時間が過ぎ去ってしまいます。そのため、意気込みはあってもすぐに飽きてしまい、ノートに落書きを始めたります。

そして、漫画やテレビ、スマホといった誘惑に弱いのも、勉強が苦手な人の特徴です。それに対して、勉強が得意な人は事前に計画を立て、それに沿って学習を始めます。時間配分が上手で目的意識がはっきりしているので、勉強中は他の誘惑に揺らぐこともありません。

そして、基礎学習や復習の重要性を知っているのも、勉強ができる人の特徴です。勉強が苦手な人は両者を比較して、自分に足りないものは何かを知ることが大切です。

苦手でも大丈夫!?勉強の苦手を克服して好きになる方法

人は苦手意識を感じるとその対象を遠ざけてしまう傾向があります。すると、苦手だという気持ちだけが残って、苦手意識はますます増すばかりです。

その一方で、接触時間が長いものには好感を抱きやすいというのも、人間の心理的特徴です。この傾向を利用すれば、苦手なものでも好きになれる確率がアップできるのではないでしょうか。

たとえば、英語が苦手なら英文を家中に貼って常に視界に入るようにしておくのです。そうすることで、知らず知らずの内に英語に親しみを覚える可能性は十分にあります。

また、目標を部屋の壁に貼っておくのも、単純ですが有効な手段です。常に視界に入ることで、自然とそれを達成するにはどうすればいいかを考えるようになり、勉強に対するモチベーションにつながっていきます。

最後は、周囲の環境を変えてみることです。同じ目標を持つ人や自分より成績の良い人と仲良くなると、相手から良い刺激を受けてそれがやる気につながる場合があります。

まとめ

嫌いなものを無理に克服しようとしても、拒絶反応が起きてなかなかうまくいかないものです。したがって、勉強に対する苦手意識を克服するためには、まず気軽に勉強と接することが大切です。

そして、短時間でもいいので毎日勉強に触れ、その中で自分に合った学習方法を探していくことが後々の成果へとつながっていきます。「どうせ、自分は勉強が苦手だから」とあきらめている人もいますが、それは非常にもったいない話です。

勉強に対する苦手意識は、工夫次第で克服することができます。苦手な科目がある人は、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。